豊饒なり!地方文化
去年の10月から大隅史談会定例会のホームグラウンドとして利用している「鹿屋市東地区学習センター」で、2月7日・8日の二日間、生涯学習の展示発表会が催され、今回初めて大隅史談会の展示を行った。 展示に割り当てられた部屋は図書室で、他に4グループの展示がなされていた。(両脇は会員のМ氏とT氏)
今回は『肝付氏の始祖と系譜』を肝付氏の遠祖である「大伴氏(伴氏)」から、高山に土着して肝付氏を名乗り、有力な戦国大名になった過程(系譜)を発表した。
7日は各グループの展示とともに、大集会室で日舞やフラダンス、太極拳、コーラスなど30組近い舞台発表もあり、なかなかの人出であった。 展示の合間に舞台の方を見に行ったが、各グループの熱心な取り組みには感心させられる。
上の写真は太極拳だが、太極拳だけでも3グループあり、それぞれ趣向を凝らした発表になっていた。 展示のほうも各種あり、水彩画から墨絵・陶芸・パッチワーク・生け花など見応えのある作品が多かった。
水墨画と生け花。
ひと月早い雛飾りも鮮やか。
中で一押しが陶芸である。
「作品には触れないでください」という注意書きが置いてなかったら、手に取ってみたいものばかりだった。
派手なゲージュツ作品は見当たらないが、身近に親しむにはもってこいの文物、しかも種類の多いことには驚かされる。
地方は地方で、それなりに豊かな文化の香りが立ち昇っている。
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