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天皇皇后両陛下がパラオ諸島で慰霊

 今日4月9日、天皇皇后両陛下がパラオ諸島のペリリュー島を訪問され、現地に建立された慰霊碑に献花し、祈りを捧げられた。Cimg2886 日本から持参された白い菊の花を手向ける両陛下。(画像はNHK7時のニュースから。以下同じ)Cimg2883Cimg2884 昨日現地入りし、パラオ大統領の歓迎式典の中で、天皇はこのように述べられ、日本軍人のみならず、対戦国アメリカの軍人の慰霊碑にも献花された。Cimg2898 激戦で亡くなった日本軍人は1万余り、捕虜を除いて生き残った軍人はわずかに34人という。ほぼ玉砕であった。対するアメリカ軍は1700人の損害だったそうだ。

 天皇のこうした「慰霊の旅」は10年前だったか、サイパン島にも行かれて祈りを捧げられた。このパラオへはすでに20年も前から訪問を希望されていたのだが、現地の整備ができていなかったことで延び延びになっていたが、ようやく今日実現の運びとなり、肩の荷を一つ降ろされたのでは拝察する。

 この分で行くと、同じ玉砕となったアリューシャン列島のアッツ島(2600名戦死、生存26名という)も慰霊されたいであろうが、ロシア領とあっては不可能だろう。

 だが、宮中ではひそかにそのような場所における日本軍人戦死者の慰霊などが行われているのではないか、遠くから遥拝するような形で・・・。

 ペリリュー島で、敵国アメリカ軍人への献花をされたように、戦死者には敵も味方もない―という崇高なお気持ちは恒久平和を願うさりげない発露であったろう。

 鹿児島では「敵味方戦亡者慰霊の碑」が建立されているが、戦国時代の鹿児島の英雄の一人「島津義弘」が高野山に建立したのが最初と聞く。もともと日本では「誰もが死ねば仏になる」「一視同仁」という至って鷹揚な理念が心の奥底に流れていたからこその建立であるにちがいない。

 こんな両陛下のお気持ちがパラオの人々にも伝わったのか、Cimg2902 レメンゲサウ大統領は「パラオの人々の心が一つになりました」と感激の面持ちで別れの挨拶を述べていた。
 両陛下によって世界の人々が一つの心になる日が来るといい。










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