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珍しい筋雲群

 10時まで大隅史談会の仕事をして一段落ついた。庭の方を見ると、外が余りにもうららかに晴れているので、茶よりもまずは深呼吸でもしようと玄関を出たが、空を見上げると太い筋雲が南から北へ青空を断ち割るかのように鮮やかだった。Cimg3751 「飛行機雲」とすぐに思ったが、それにしては太い。かなり低空を飛んだジェット機なんだ、と納得しようとしたが、10時までにそんな飛行機が飛んでいれば、必ずや仕事をしている部屋にまで飛行音が届きそうなものである。Cimg3750 南の山々まで見通すと、どうやら山の向こうから続いているものであるらしい。Cimg3753 すると驚いたことに、さっきの太い筋雲のほかに、山の稜線からは三本かそれ以上の筋雲が、左斜め上に向かって平行するように立ち上がっていた。

 最初の太い筋雲は飛行機雲であるとしても、その他の筋雲が飛行機雲である可能性はほとんどない。

 たしかに我が家の位置する大隅半島は、南西から北東に向かって航行するジェット旅客機がよく通過する。おおかた沖縄や台湾方面から関空などを目指す飛行機だろうが、それにしても山の端に近い三本以上の筋雲は絶対に飛行機雲ではない。

 いつまでも眺めていてもしょうがないので、5,6分後に家に入り、コーヒーを淹れてしばらく休憩し、15分後にふたたび庭に出てみた。Cimg3756 すると、さっきの太い筋雲がそのまま残っているではないか。15分前に比べてやや強くなった西風に押されたのか、雲は東に移動していたが、形は崩れないままだ。こんなことは飛行機雲では起きない現象である。Cimg3757 庭の南の端からは、相変わらず山の稜線から立ち上がる筋雲が、ほぼ同じ位置にある。雲なら風や気流で散り散りになっていくはずだが・・・。地震雲か?とふと頭をよぎる。地磁気の働きで雲が一定方向に並ぶとはよく聞く。

 これらの雲の向きは、西南西から東北東へ。鹿屋からだと西南西は薩摩半島の南端から三島村(黒島・硫黄島・竹島)の方向、東北東は太平洋で、日本列島の南を洗う黒潮のルートそのものだ。

 再び家に入り、史談会の仕事を続け、それから約一時間後の11時35分ごろ、再度庭に出てみると、Cimg3772 うわっ、これは!―と固唾を呑むような感じを味わう。大量の斜め線だ。うち、右手からクロスして立ち上がっているのは、いかにも飛行機雲だと分かる。一本の線だったのが崩れて行っているのが一目瞭然だ。

 だが、そのすぐ上にある太い筋雲は? 一時間前に見えていたあれではあるまい。なにしろ一時間も経っているのだから。Cimg3775 少し東に目を移し、ほぼ真南の空。すると合歓の木の平らな樹冠に沿うように一本の薄い筋雲が目に入る。これが一時間前には真上にあったあの太い筋雲だろう。やはり形は崩れずにそのまま東へ移動している。Cimg3771 合歓の木の上を東に延びている怪しい筋雲。おりしもその上を左手からジェット旅客機が南に向けて通りかかった。タイミングがいい。Cimg3774 ほんの数秒後には、小気味の良いくらい細く白い直線だったのが、もう崩れ始めて細麺がのびてふやけたようになってきた。(画像をダブルクリックすると拡大画面へ)

 そうなると、その下にたゆたう筋雲はいったいどんな性質のものなのか、首をかしげざるを得ない(さらに下に平行に横たわる三本以上の筋雲たちにも)。正体や如何に!?






 









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