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温泉ウォーク(高山温泉ドーム)

 先週は吾平温泉(うがやの湯)周辺を歩いたが、今回は高山温泉(やぶさめの湯)の駐輪場にミニバイクを置いて歩いてみた。

 行く先:最近話題のかねてより年代が遡ることが確実になった「塚崎古墳群」まで歩くことにした。ほぼ東へのルートである。Cimg4831_2 温泉から2キロ弱、約30分で「花牟礼池」。ここは花牟礼地区の潅漑用ため池だ。

 この池の手前の交差点近くの雑木林の中でクサギの紫色の花の蜜を吸う黒揚羽蝶を目撃。Cimg4830_2 花も蝶も大きいので見応えがする。Cimg4835_2 花牟礼池から花牟礼集落の中を通り約600mほどで「塚崎古墳群第39号墳」(通称:花牟礼古墳)という「日本最南端の前方後円墳に着く。標柱の後ろが後円(被葬者が眠っている)部である。Cimg4838_2 その後円部の頂から前方部を望む。前方部がかなり低く造成されているので、古式古墳に属し4世紀代の築造とされる。墳長は67m、後円部の高さは9mもある。Cimg4843_2 塚崎古墳群1号墳は世にも珍しく、大楠が円墳をすっぽりと覆ってしまっている。これを「大塚神社」として祭っている。古墳の主を祭神とするのか、大楠を祭神とするのかは不明だが、どちらにしても大楠の迫力には驚かされる。Cimg4846 反対側から見た大楠。樹齢は1300年と書いてあるが、もっとありそうだ。

 大隅地域では樹齢1600年を数えるという蒲生神社の大楠、それに志布志市安楽山宮神社の大楠が有名だが、樹齢では蒲生の大楠、樹形では山宮神社の大楠であろう。ここの大楠は縄文のエネルギーと称する人もいるくらい神秘性がある。Cimg4851 県道波見・高山線が塚崎台地から下(波見方面)の田んぼ地帯へ下りる左手には11号墳がある。Cimg4853 後円部には雑木が相当生えており、築造当時は樹木など無いからこの前方後円墳は下場の田んぼ地帯からよく見えていたようだ。Cimg4858 塚崎台地の東側辺縁に築造された「塚崎古墳群第11号墳」の全景。墳長は56m。後円部の高さ5m。

 形が県道を挟んだ所にある10号墳(墳長40m)とうり二つだそうで、西都原古墳群で最も東に位置し、下場の田園地帯から望まれる台地辺縁に築造された古墳群に似ており、西都原の築造年代は3世紀代に遡るので、この10号、11号もその時代まで遡ってもおかしくない―と言われるようになった。

 そうなると「前方後円墳は畿内から伝播し、当地の豪族が取り入れたもの」という定説は書き換えられなくてはなるまい。

 帰りもほぼ同じ道を歩き、7キロ、所要時間1時間40分のウォーキングであった。






















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