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都萬神社の神舞(大崎町)

Cimg6533 10月25日(日)の夕方6時から大崎の都萬神社で神舞があると知らされ、大隅史談会10月例会(講師・橋口滿氏)が終わってから大崎町の上町に鎮座する都萬神社に出かけた。

 都萬神社の本宮は宮崎県西都市の妻萬神社(さいまんさま)で、コノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)を祀っている。大崎のも当然同じ祭神だが、大崎の都萬神社には別の祭神がある。

 それはコトシロヌシ(事代主)で、実はここには最初このコトシロヌシが祀られていた。そこへ曽於市有明町の原田というところで祀られていたコノハナサクヤヒメの社が焼けたとかで、ここに遷座したらしい。

 そのため同居するはずのない二神が一緒に祭られているようだ。Cimg6535 階段を上がって境内に入ると、すでに篝火がたかれ、立派な舞台が用意されていた。Cimg6541 境内を見て回っているうちに、舞台には出演する神舞の踊り手たちが勢揃いし、客席側に陣取ったカメラマンのフラッシュを浴びていた。Cimg6544 保存会の準備した演目の印刷物によると、平成22年、70年振りに復活し、今年で6回目の神舞奉納になるという。

 幕開けは巫女さん二人による「豊栄乃舞」。この舞だけは音楽(雅楽)がCDから流れていた。Cimg6546二番目は「小鬼神舞」。三番目「半蔵主舞」、四番目「弓舞」、五番目「四人鬼神舞」・・・と続き、Cimg6567最後の「手力舞」まで全部で十二の舞が披露された。Dsc00097 一番印象に残ったのは「小鬼神舞」(こきじんまい)で、大きな鬼の面をかぶって舞うのは小学生だそうで、よどみなく舞うというより踊っていた。

 省略した他の舞は「剣舞」「薙刀舞」「杵舞」「金山氏舞」「田之神舞」「火の神・大王」(の舞)である。

※夜の時間帯なのでデジカメよりもビデオカメラの方がよい―と考えてビデオを持参し映してきたが、12番全部で80分ほどにもなってとてもじゃないがブログに載せられないので、編集して10分程度のハイライト画像ににしてアップする予定。

 さて、この神舞の保存会が復活に至った経緯は当日の演目チラシに書いてあるが、これを紹介しておこう。

《 都萬神社は日向国の五つの郡(臼杵・児湯・那珂・宮崎・諸県)ごとに一社ずつ建立されました。本町の都萬神社は諸県郡に置かれた「妻萬神社」に由来します。

 もともと有明町原田にありましたが天文9年(1540年)に焼失し、現在の大崎に遷宮されました。しかし、明治44年(1911年)の大風により神社は倒壊し、一切の記録が不明となりました。

 いろいろ調べたところ、明治26年(1893年)1月に野方の照日神社が都萬神社において神舞の講習を受け、同年二月より神舞を始めていたことが照日神社の年表に明記されています。

 そこで戦時中より途絶えていた「神舞」を復活させるべく、当保存会が中心となり、約二年間準備を進め、平成22年商工会議所青年部の皆様などのご協力により、約70年ぶりに神舞の奉納が実現いたしました。

 本年も小学生、中学生、商工会青年部、役場有志、町青年団の皆様のご協力を得て新たに「半蔵主舞」を新演目として加えることができました。

 多くの方に「神舞」に参加し、肌で感じてもらうことにより、「神舞」が後世まで続く大崎町の誇れる行事となることが私どもの願いであります。本日はごゆっくり神舞をご観覧ください。 》

 

 


 

 










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コメント

復活した「神舞」
来年はぜひ見物したいものです。
皆さんの熱意とご尽力に敬意を。

ビデオ楽しみにしております。

宮崎の方の都萬(妻)神社は参拝しています。
来年は鹿児島の方を巡拝したいものです。

また、鹿屋の「国司」も初めて知りました。
こちらも興味津々です。

寒くなりますご健康に留意され
お励み下さいますよう。

投稿: 今井より | 2015年11月 5日 (木) 19時47分

今井さん、ビデオについてはもうしばらくお待ちください。

投稿: kamodoku | 2015年11月 8日 (日) 14時09分

今井さん、ビデオについてはもうしばらくお待ちください。

投稿: kamodoku | 2015年11月 8日 (日) 14時10分

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