祭りの後のバラ園
かのやばら園は23日で秋のばら祭りが終わったが、今日はウォーキングを兼ねて行ってみた。 浦和レッズの代表花として認定されているらしい赤バラが満開。赤の小ぶりのものがほとんど無いことを受けて著名なバラ作出家が育成したそうだ。
園内を見渡すと、祭り期間中と花の着きはほぼ変わっていない。
秋バラは色が鮮やかだという。
また一つの花が長く咲くともいう。
バラの草体自体の枝の張りが春より小さくなっている(だいぶ切り詰めてある)ので、まばらに咲いているように見えるが、どうしてなかなか・・・。
佳いものはよい。
味がある。
貴婦人。
・・・。
バラ園の一番奥にはイングリッシュローズガーデンというのがあり、イギリス人が来て庭園をリニューアルしたが、その人が2013年に作出したのが「桜島」というやや小ぶりのバラ。
まさに芯から火炎が渦巻いて上がるような咲きっぷりだ。
桜島と言えば、このところ鳴りを潜めている。
なにしろ最後に噴火爆発したのが9月28日。それ以来、今日でちょうど60日間、音沙汰なし。
8年前にそれまでの南岳火口に代わって噴煙を上げ始め、今年の6,7月頃は年間最多の噴火爆発回数を記録するのではと思われ、あまつさえ8月には「火山性地震」が急激に発生し、すわ大噴火か――と誰もが思った(噴火警戒レベルが3から4に引き上げられた)。
しかし9月に入ってから次第に鎮静化し、28日の噴火を最後に文字通りピタリと止んだ。それから60日間一度も灰を撒き散らす噴火はない。
去年は9月末頃から北西の風になると鹿屋市方面にまで飛んで来たし、11月の空っ風シーズンになると毎日のように降灰情報が出されたのだが、それも今年は嘘のようにない。
どうしたのか、桜島。余りにも押し黙ったままでいると逆に不安になるじゃないか。手ぐすねを引いてマグマをせっせとため込んでいるんじゃないだろうナ。そのうちドッカーンなんて止めてくれよ。
10月から11月にかけての高温も気かかりだ。
10月の半ばに最低気温が9℃という日があって、ああ、これは当たり前に寒くなって行くのだろうなと期待したのだが、あに図らんや、その後は相変わらず夏日が続き、11月に入っても今日までで一回だけ10℃を下回って8℃というのがあったが、その後は最低気温ほぼ14~5℃をキープしている。
何という高温。去年は11月20日頃には氷点下を記録したというのに・・・。鹿屋は意外に気温が低くて、11月に0℃から5℃位の朝が3,4回はあり、12月には氷点下が2,3回というのが普通だが、これもゴジラ・エルニーニョの影響なのか。
桜島の噴火が収まったと思ったら、このところ九州南部や近海で地震がよく起こるようになった気がする。こっちはエルニーニョのせいではあるまい。いずれにせよ、南海トラフなど巨大地震への関心は持続しておくに越したことはない。
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