初氷(鹿屋市池園町)
今朝は今年初めての氷点下を記録した。
昨日は晴れ時々曇りで北西の風がとても強く――たぶん木枯し1号だろうと思われたが、夜には風がやみ快晴となったようで、今朝の最低気温は-2℃と冷え込んだ。(鹿屋の公式な数字では-3℃だったらしいが、早朝に仕事があって自分の家のは5時半頃の数字である。)
早朝の仕事から帰って9時過ぎにウメを散歩に連れ出したら、まだそこここに霜の名残りが見えていた。ハウスの間を覗くといつもできている水溜りにまだ氷が張っている。 近くで大規模に栽培されている小ネギのハウスの何棟か立ち並ぶ間なのだが、どういうわけか常に窪地になって水が溜まっており、ここが我が家界隈での初氷の「標本池」になっている。もちろん勝手にそう決めているのであるが・・・。
そばに行って割ってみるとわずか数ミリの薄いものだった。もう10時近い時間なので大分溶けて来ているのだろうが、それにしても公式発表の-3℃なら簡単には割れない1センチ位のが張ってもよさそうだ。
まあ、いずれにしても初氷である。霜よりも冬の到来を確実に感じさせてくれるのはやはり氷だ。 道端の日陰では「霜の花」が咲いていた。霜でもぴんぴんしている種類の代表がアブラナ科の植物だが、これもそうなのだろう。
我が家の庭では霜柱というほどではないが、シャーベット状の氷がまだ残っている。
池の方には昨日の夕方、ホースで水を一杯に満たしておいたので氷は全く張らなかった。右手奥の水中に沈めたボール状の植木鉢に睡蓮を植えてあるので凍らないようにしておいた。浮かんでいるホテイアオイも水温が高かったため霜枯れしないで青々している。
だが、こんな寒波があと3回来れば無残に茶色く枯れてしまうだろう。 その一方で何の霜対策もしなかったハイビスカスの鉢植えの花が萎れてしまった。昨日まではピンとしていたのだが、しかし、よくもまあ露地で12月半ばまで咲いてくれたものだ。去年は11月の20日頃には家の中に入れたのだが、いかに今年の晩秋・初冬の気温が高かったかが分かる。
桜島の噴火活動が9月下旬以来まったくないのと関係があるのかないのか――。けれども、お蔭でこの秋以降は降灰の影響もなく、例年になく過ごしやすい正月になりそうだ。
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