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「笑点」が放送50周年

 日曜日の夕方5時半から放映されている「笑点」が50周年を迎えた。何と半世紀である。ギネスものだ。Cimg8017 司会者と回答者の落語家5名。この構成と舞台の設えは50年間ほとんど変わっていない。(画像はKYTより)

Cimg8013 現司会者の桂歌丸が50年を迎えた挨拶をする。

 この人は先代三遊亭圓楽の逝去を受けて司会者を継いだが、それまでは回答者の席にいた。洒脱な回答をする人であった。

 歴代の司会者は記憶違いが無ければ、立川談志―前田俊彦―三波伸介―三遊亭圓楽、そしてこの歌丸で5代目。

 歌丸は三遊亭圓楽とともに第1回からの出演者で、当時のメンバーで現存するのはこの人と林家こん平だけだ。今の大喜利メンバーである林家たい平の師匠のこん平は、脳こうそくになって5,6年前に降板したから、歌丸だけが唯一の現役レギュラーということになる。

 鶴のように痩せているが、その方が長生きするのかも知れない。頭脳も実に明晰だ。Cimg8019 時折りチャリティだかかくし芸だかで、仮装してこんな芸当もしていた。歌丸と2代目司会者の三波伸介のコンビ。

 三波伸介は次の司会者である前田武彦とともに落語家ではないが、「てんぷくトリオ」という三人組の漫才師だった。波乱のあるそれでいて憎めない面白い司会だったが、急死してしまった。

 何と言っても印象に残るのが、初代司会者の立川談志とこれも初代「座布団運び」の毒蝮三太夫の掛け合いだ。どちらも強烈な個性の持ち主で当意即妙の毒舌が何とも言えなかった。

 大喜利メンバーから3代目の司会者になった三遊亭圓楽はあの長い顔で、結構よく笑う人だった。座布団運びの山田隆夫に向かって「山田君、例の物を配って下さい」というところを、「山田君、例の物をくばっつぁーさい」と江戸っ子弁で喋るのがとても印象に残っている。

 お笑い番組だから続くのか、メンバー全員が落語家だから続くのか、何としても50年は長い。あと20年くらいはやって、今時無くなった「茶の間の団欒」風情を味わわせてもらいたいと思う。

 

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