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高隈山・桜島の雪景色

 昨日から今日にかけて強い西風が吹き、夜中には台風を思わせる強風が外で唸り声を上げていた。

 北海道の太平洋湾岸に960hPaというまさに台風並みの低気圧が北上し、東北・北陸・北海道は大荒れの天気になった。

 九州でも今朝は山沿いでは雪になる――という天気予報だった。

 岡山の息子のところに孫の世話で残っていた家内が一週間ぶりに新幹線で中央駅に帰り、午後の直行バスで垂水まで戻ってくるというので迎えに行ったのだが、14時台のフェリーはドック入りで就航せず、その次の便からは強風のため欠航になり、急遽シャトルバスで桜島フェリーに乗り込んで帰って来ることになった。

 予定より2時間ほども遅れることになったので、それまでの空いた時間に冠雪の桜島を観賞すべく、垂水郊外から桜島の北側の周回道路まで巡ってみた。 

 垂水市の旧仮屋である垂水小学校の前の道路を真東に行くと田んぼ地帯が広がるが、その田んぼを越えてほぼ真東に高隈山の主峰・大箆柄(おおのがらたけ)岳(1237m)が真っ白な雪を稜線上に纏っていた。1200㍍を少し超えたくらいの山とは思えないアルペン的な光景に驚かされた。Cimg7847_2

Cimg7850 上の写真の稜線を右にたどって行くと奥の方で尖がっているのが妻岳(1145m)で、その右手に見える二コブはその名も双子岳(1000m前後)だ。写真右手の三角錐は横岳(1102m)。Cimg7859_2 次に海潟を経由して牛根麓に行った。桜島の大正大噴火の時の降灰でうずもれた 「埋没鳥居(稲荷神社)」の展望所ができたというので行ってみると、たしかに眺望は抜群だ。昔の瀬戸海峡に新たに架けられた吊り橋風の巨大なパイプ橋を配してまとまりのある風景が展開している。見ていて飽きない構図だ。Cimg7855 大正大噴火による火山灰の猛攻で埋もれた石の鳥居。稲荷神社は島津氏の守り神とかで、領内のあちこちに勧請・建立された。ここの稲荷神社は右手の階段を上った頂上にある。この稲荷神社は大隅半島の宿敵肝付氏を降して傘下に収めたあとの天正二年(1574年)に建立したという。

 ここから道の駅・垂水までは指呼の間、2キロほどなので行ってみる。Cimg7861 名物の足湯だが、今日の強風と寒さで観光客はひとっこ一人いなかった。

 ここの売店でフェリ-情報を聞いてみると「垂水フェリーは2時過ぎに今日の欠航が知らされたが、桜島フェリーについては何の知らせも無いので通常の運航でしょう」とのこと。

 ほっとして桜島港へ向かう。

 時間はたっぷりあるのでいつもの早瀬戸経由ではなく、久しぶりに裏桜島の周回道路を行くことにした。

 桜島の北側を走るので冠雪の様子がよく見られるだろう――と思った通り、周回道路の分岐から7キロほど走ったところにある「浦之前港」で素晴らしい光景に出会った。Cimg7865 浦之前漁港の突堤から振り返って見た桜島。北向きの斜面なので5合目くらいから上が既にすっぽりと雪に覆われている。

 突堤に囲まれた船溜まりでは波静かだが、外洋は白波が立つ荒れた海である。もちろん漁に出ている船は無く、港には誰も見当たらない。こんな日、漁師たちはそれぞれの家で炬燵にでもあたってくつろぎながら、次の漁のことでも考えているのだろうか・・・。

















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