初雪(鹿屋市池園町)
今朝6時半にウメを散歩に連れ出したところ、庭や畑地帯にうっすらと斑点模様に白いものが見えていた。
最初、それを霜かと見て、これでこの冬は6回目だなと思いながら散歩を終えて家に帰ったが、ちょうどウメを小屋に繋いだころから小雪がはらはらと降り出した。
玄関口の軒下の寒暖計を見たらジャスト0℃。寒いはずだ。そうこうしているうちにたちまち地面が白くなり出したのには驚いた。余程地表面が冷えていたのだろう。
見る見るという感じで降り積もり、8時頃にはかなり激しく降って来た。 折しも見ていた関口宏のサンデーモーニングに鹿児島キー局のMBCから大雪情報が流された。
それによると大隅地方はこれから山沿いで20センチ、平地で5センチの積雪があるだろう――ということであった。 ところが降り始めて3時間後の10時には庭一面が銀世界で、通路など分からなくなっていた。
今朝庭の水道が使えなくならないうちに水を足しておいた池だけは凍らずに済んだが、家の屋根にも数センチの雪が積もり、せっかくの太陽光パネルも機能停止だ。
明日荷物を運ぶために昨日のうちに田代の友人から借りておいた軽トラックのフロントガラスに積もった雪が、傾斜に耐え切れずズリ落ちそうになっていた。その厚さを測ってみたらちょうど5センチあった。
弱まってきたとはいえまだ雪は降り続いているので、今日から明日朝にかけても降れば、おそらく10センチは行くのではないか。
裏の家の子供たちが8時頃から外に出てワイワイやっていたが、明日学校では格好の雪遊びで賑わうことだろう。 子どもは大はしゃぎだが、うちのウメは「アラなにこれ」――と小屋から出て来るには来たが文字通り二の足を踏み、またそそくさと小屋に入ってしまった。臭いが全くしないので、ウメにとっては不安の対象でしかないのに違いない。
庭の隅から東の方を眺める。
天気ならば肝属山地の長々とした稜線が見えるのだが、雪雲の中でまったく見えない。晴れたら美しい雪山が姿を見せそうだが、それにしても猛烈な初雪である。
(追記)
その後も雪は降り続け、午後7時現在の積雪は11センチとなった。気温はマイナス1℃。
今日は12時頃と午後2時頃にわずかに薄日の差したことがあったが、ほぼ雪空で、最高気温も朝からほとんど上がらなかった。
夕方の天気予報によると明日朝の最低気温はマイナス5℃だという。こんな気象は鹿屋暮らしの13年で初めてのことだ。
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