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文化庁の京都移転

 うれしいニュースが入った。文化庁の京都移転が本決まりになったそうである。(画像はウェブ上のFNNニュースから。以下同じ)Cimg8471_2 省庁の「地方移転に関する基本方針」の中で、数年以内に京都に移転すると明記された。Cimg8472_2 これに対して京都府知事はじめ京都市長も「オール京都」で受け入れたいと大歓迎だ。

 「移転問題」でこんなに歓迎され、現地首長の受け入れの表明がすんなりと行われるのは珍しいし、見ている方もうれしくなる。(これに比べて「原発事故廃棄放射能汚染物」の受け入れや、沖縄の米軍基地移転問題は悩ましい!)

 自分としてはこの京都への移転に「皇居及び宮内庁」も加えて欲しいところだ。

 

 いま皇居のある東京は、明治維新後に旧徳川幕藩体制への抑えの意味で明治天皇が行幸されてそのまま居を構えられ、さらに欧米列強に対抗する富国強兵政策のシンボルとして天皇を国家元首(かつ元帥陛下)と持ち上げ、そのもとに国家機関が集中して出来上がったたかだか150年の首都である。

 

 平安京千年の歴史を支えてきた京都市民からすれば、「天皇はんは江戸(東京)に一時行幸されてはるだけや」から、還幸(還都)となれば、文化庁の移転どころの騒ぎではないだろう。オール京都を超えてオール関西を巻き込む大イベントになるに違いない。

 平安京の歴史的中心だった皇居(京都御所)に主(天皇)のいない京都は気の抜けたビールのようなものだ。

 京都には世界中から観光客や学生が来ているが、千年を市民と暮らしてきた京都御所の無防備さを見て驚くはずだ。還都したら今時だからさすがに無防備ではいられないだろうが、それでも最先端の防護システムを採用すれば、どこの国の「宮殿」よりはるかに庶民的な御所のままでいられるのではなかろうか。

 

 そんな平和な日本の姿をいつまでも残して行きたいものだ。

(閑話休題・・・国連憲章上「集団的自衛権」を持てない旧敵国日本がどうして持てると言い張るのだろう。日米安保という二国間軍事同盟を結んでいるうえにさらに「集団的自衛権」なるもので強化すれば、まさしく米国の軍事的イヌになるほかないではないか。平和憲法があろうがなかろうが、旧敵国だろうが何だろうが、およそ国として独立していれば固有の、つまり超法規的な「個別的自衛権」はあるのだから、その範囲で対応すべきだろう。米共和党大統領候補のトランプは、――アメリカは兵士や金を消耗してまで日本を助けることはしない。沖縄からいや日本全土から米軍を引き上げる――ということを言っているそうだが、そうなったら日本は日本の「個別的自衛権」で日本人自身が守るほかないが、その言やよし。トランプが大統領になったら基地問題はすべて解決しそうだ。応援しなくちゃ)

 

 

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