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平成28年熊本大地震

 おととい(4月14日)の午後9時26分に発生したマグニチュード6.5、震度7の大地震は気象庁が「平成28年熊本地震」と名付けたが、今日の真夜中の午前1時25分にはこれを上回るマグニチュード7.3の地震が起きたので、最初の地震は「本震」ではなく「前震」で、今日の7.3のほうの地震が「本震」ということになった。Cimg8834 本震と言われていたものが前震に変えられたのは自分の記憶では初めてだが、地震のエネルギーの大きいほうを「本震」に指定するというのは了解はできる。しかし、揺れの大きさを表す震度6強は最初のよりも小さい。地震がまだ震度だけで表現されていた子供のころだったら首をかしげたかもしれない。

 上の画面はNHK早朝4時12分の画面だが、実は1時25分の「本震」の時、わが家でもゆっさゆっさと揺れたので目を覚ましたのだが、起きようとしたら腰が痛くて起きられなかった(ここ何日も菜園の耕作や草取りに精を出したせいだろう・・・)。この揺れではもし熊本が震源だったら相当な大きさだな――と起きたかったのだが、30秒くらいで止んだのでそのまま再び寝入ってしまった。

 そして3時55分のマグニチュード5.8の揺れでまた目覚め、今度は腰の痛みをこらえつつ起き上がり、テレビを点けたら上の画面だった。左下の囲み画面では1時25分の状況が分かる。
Cimg8836 これによると鹿屋は震度3だ。薩摩半島で5弱とあるのは驚きであるが、それよりも熊本県と鹿児島県の境あたりが6弱となっているのにはもっと驚いた。(後のニュースでは出水市に近い長島町が震度6弱だったそうだ。)

 その後時間の経過とともに相当広い範囲で被害が生じているのが判明し、特に南阿蘇村では道路や橋梁、学生のアパートなどがかなりやられている。Cimg8859 今度の一連の地震は熊本県のど真ん中を北東から南西へ貫いている「布田川ー日奈久断層帯」という活断層が動いたためという。

 この断層は九州島を南北に引っ張る力が働いている場所だそうで、巨視的にみると日本列島の西半分が乗っているユーラシアプレートに対してフィリピン海プレートが沈み込もうとする力が作用しているそうだ。

 その力は日本海溝のような目に見えない深い海で作用しているのだが、まずは内陸の中央構造線の一部である「別府島原地溝帯」の中で活断層の動きとして現れ、その後、海中でのプレート間の「もぐり込みに対する反発」、つまり、もぐり込まれた方のユーラシアプレートの復元が大地震と大津波を引き起こす――という機序になるらしい。これが南海トラフ型地震なのである。
Cimg8880 今朝早くからは、熊本県から大分県側にも震源が飛び火した。大分県由布市で7時11分にМ5.3で震度5弱、9時48分だったか、さらに震度6弱のが発生している。大分県で震度6を超えたのは初めてという。

 このまま中央構造線を東へたどると愛媛県の伊方原発に行き当たるのだが、大丈夫か。(鹿児島県薩摩川内市の川内原発は上記の日奈久活断層からは外れているので、今のところ正常に運転しているという。)

 午前8時半にこの別府島原地溝帯のど真ん中に位置する阿蘇山が小さな噴煙を上げた。気象庁は一連の地震との関連はないと報じたが、これも心配だ。地震と火山とはプレートテクトニクス運動からすれば、無関係ではないのである。

 

 

 





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