九州は大揺れ
大相撲の中継――。
最後から二番目の取り組み「白鵬対勢」戦は、相も変わらず白鵬が「張り手」で相手の出鼻をくじいて心理的ショックを与える立ち合いをし、しかもその直後に右ひじで勢の左のど元をかち上げ(早い話がボクシングのアッパーカットで)、一瞬にして勝負を決めるという横綱らしからぬ相撲で勝負を決めた。
つまらぬ相撲ばかり取り、しかも賞金を受け取った後のあの「やったぜー」と賞金を掴んだ手を右上に振り上げるという、どうしようもなくケタくその悪い態度をとり続けている。朝青竜の時は賞金を掴んだあと、必ず左に顔を向けて「何だ、コノヤロー」という表情をするのが常で、あれも横綱にふさわしくない態度だったが、白鵬のはもっと悪い。
なぜ相撲協会はあのような態度を非難しないのだろうか?
先日も書いたが、横綱は相手をがっちり受け止め、組んで相手をしとめるというのが本道だろう。
相撲がまったく見応えのないものになっている。三役以上の力士の「張り手」「猫だまし」「いきなりの変化」は禁止すべきだ。 白鵬の取り口に苦虫をつぶしていたら、地震速報が流れた。
宮崎県南部、日向灘沖でマグニチュードが4.7の地震だった。
宮崎県南部平野部で最大深度は3であったから、そう大きな地震ではない。しかし熊本地震と違って震源の深さが20キロと深かったので3だったが、浅ければ震度4は行っただろう。
去年から今年にかけて九州地方は地震が多発している。それに連動してかと思うが、火山噴火も多発している。
川内原発が再稼働を始めた去年の8月に「薩摩半島沖地震」が9月、11月と続き、今年1月に入ってからは、口永良部大噴火後は鳴りを潜めていた桜島が再び活動を活発化させ、南西諸島でも諏訪之瀬島の噴火、沖縄・奄美近海の地震と不穏な状態が続き、そして今日の5時50分、日向灘を震源とするマグニチュード4.7の地震が発生。
これであともし福岡玄界灘で地震があれば、九州地方の震源という震源、火山という火山のすべてがラインナップされる。
おそらくフィリピン海プレートの運動(沈み込み)が大きくなっているのだろう。最悪の場合、南海トラフ地震を引き起こすことになり、それに連動して桜島か薩摩硫黄島か霧島山か阿蘇山かが・・・恐ろしいことにならなければいいが。
それにつけても、川内原発は絶対に停止したほうがよい。
(追 記)
9時のNHKニュースを見ていたら、「緊急地震情報」が発令された。
茨城県南部が震源で、深さ40キロ、マグニチュード5.6。茨城県内では最大震度5弱が観測されたという。
東日本大震災の余震なのかどうかは不明。
かなり以前に書いたが、千葉県や茨城県でこのくらいの規模以上の地震が数回続いたら危ないかもしれない。何でも千葉県東寄りに地震震源の空白地帯があり、相当なひずみが溜まっているのだという。
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