鬱陶しい天気
今朝もウメの散歩のときに小雨が降って来た。これでおとといの日曜から3日間連続だ。 昨日はかなりの西風が吹いていたが、今日はほぼ無風である。
池の金魚も喜んで・・・、と思いたいが、あいにく何にもいない。
ホテイアオイと名の知らぬ細かい水草、そしてこの冬に大きめの鉢に泥状の堆肥を詰め込んで沈めたスイレンは喜んでいるようだ。
ウメの散歩の後はラジオ体操をするのだが、雨脚が強まってきたので早々に家の中に入り、テレビニュースを見ると、 あさチャンだったかで、北朝鮮の金正恩が「朝鮮労働党委員長」という新設された最高ポストに就任したーーとか。
これまでは「第一書記」だったから、昇任したことになるが、そもそも何の「第一書記」だったのかといえば、労働党の政務委員会だったかの中でこれまで一番目の「書記」だったのが、党のトップ(党首)になったということである。
祖父の金日成は「国家元首」で、父の正日は「総書記」だったので、これで同列になったのか。もっともそんな肩書などはどうでもいいことで、名実ともに金王朝の三代目になったことを内外に示したということ。「社会主義人民共和国」なんだから人民の代表中の代表、労働党一党独裁のそのトップになったのだが、もちろん選挙を通してではない。ああ、鬱陶しい。 正午からの「ひるおび」では、今日の祝賀パレードを放映した後に、4日間にわたる「党大会」を振り返っていたが、その中で「特別重大放送」という触れ込みで行われたキム・ジョンウンの演説で、核に言及していたとして、その骨子を箇条書きにしていたが、
「責任ある核の保有」
「核の先制不使用」
「世界非核化の実現に努力」
という三箇条を挙げていた。
これを見て「あれ!」と思ったのは自分だけか?
これはアメリカなど既存の核保有国が好んで使う表現ではないか!
ちょっと驚くと同時に、なにやら笑えてしまった。
アメリカのオバマ大統領は就任早々の欧米訪問の途次、プラハで「核の廃絶」を訴えたわけだが、結局は成果を得ないまま今年で大統領をやめるので、核に関してはほぼ何ら進展を見ないままだ。
金正恩はこのことを揶揄してこの三箇条を挙げたのだろう。奴さん、なかなかやるね。そうかそれだったら、トランプがいうように日本も核保有をしてこんな風に言ってやったらスカッとするな。(悪い冗談だが・・・)
アメリカも思い切って北朝鮮を承認すればよい。かえって北朝鮮は核を使用しないだろう。韓国との「休戦協定」も何ら進展を見ていないが、雪解けが急速に進み「平和宣言」を出し合えば、北朝鮮と韓国の融和は一気に進み、そう大きなトラブルなく朝鮮半島の統一へ向けて話し合いが始まるのではないか。
その時に最大のネックになるのが、三代目のお坊ちゃまだが、中国が亡命を受け入れるか、それとも・・・。
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