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沖縄の怒り

 19日の日曜日、沖縄戦終結の記念日である6月23日を前に、元海兵隊員の米軍軍属に暴行されたうえ殺害された事件に対する大規模な抗議集会が開かれた。Cimg0920 6万5千人もの人が集まったという(画像は読売テレビの「バンキシャ!」から)。Cimg0924 海兵隊員は沖縄に約5000人いるというが、早く沖縄から撤退するように求めている。Cimg0917 オーストラリア人で(本国にいた時だったのか沖縄に来た時だったかの詳細は聞き漏らしたが)アメリカ兵から性的暴行を受けたという女性が今度の集会に参加していた。「私よりもっと酷い目にあった。かわいそう」と目に涙を浮かべていたのが印象的だった。Cimg0942 元米海兵隊員で今は沖縄の大学の客員教授だという男性は、自身もかかわっていた海兵隊員の訓練のすさまじさ(人を殺すということに耐える訓練の非人間性)を紹介し、殺人への敷居を簡単に越えてしまう――ということを述べていた。

 海兵隊は敵地に真っ先に乗り込んで「陣地(戦闘拠点)」を作るために活動する必要上、訓練は熾烈を極めるそうだ。勇猛果敢、死をも恐れず――というやつである。

 こんな連中が沖縄の街にはごろごろしているのだろう。もちろんほとんどの米兵はそんなことはしないだろうが、一線を越えたら危ない存在だ。現実にそうなってしまった。

 沖縄に米軍が駐留して以来、700件(1年で10件)ほどの性的事件が発生したそうだが、それは公表された数で、実はもっとはるかに多いというのが定説である。特に戦争終結直後がひどかったらしい。

 海兵隊員のみならず、もう日米安保の存在を、「そもそも何で米軍が駐留しているのかと戦後史を振り返り、米軍の駐留は必要があるのか」ということを真剣に考えなければならない時期に来ている。

 次期米大統領にもし共和党のトランプが就任したら、「駐留経費を全額負担しろ、さもなければ撤退する」そうだから、沖縄にとっては朗報だ。

 「沖縄から米軍が撤退したら、中国が攻めてくる」という論理で日米安保堅持を唱える人が多いが、日本が攻めようともしないのになぜ中国が攻めてくるというのかその理由が分からないし、そんな動きをしたら世界中の非難を浴びるのは中国の方だ。まずは外交というものがある。アメリカばかりに目を向けていた稚拙な外交も少しは磨かれるだろう。

 (自分としては「武装永世中立」が理想で、天皇にそう宣言していただき、憲法にもその一文を加えればよいと思っている。)

 米軍が撤退したらその跡地の中で重要拠点にわが陸海空自衛隊を配備して、専守防衛の意気込みを見せればよいではないか(ただし核弾頭は持たない)。重い基地負担に悩んできた沖縄県人といえども「憲法9条があるから日本は一切の軍備は持てないから、自衛隊の基地も有り得ない」などという人は今頃はもういないだろう。








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