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英国のEU離脱

 イギリスの国民投票でEU離脱が多数を占め、離脱が現実のものとなった(画像はNHK6時のニュースから。以下同じ)。Cimg1103 その影響で、昨日は日本でも株価が1200円下がり、円が1ドル99円台にまで高くなったそうだ。

 日本はじめアメリカや他のEU 諸国(27か国)にも相当な影響が出るとの懸念が強く、アメリカでは株価が600ドルも値下がりしているという。

 株の乱高下などマネーゲームに過ぎないからどうということはないが、実体経済がどうなっていくかにこそ注目しなければならない。Cimg1110 政府はイギリスに進出している1000社と言われる日本企業への対応を始めた。イギリスが離脱すると、それまでイギリス国内で生産し、EU諸国へ輸出していた製品への関税がかかるようになるかららしい。Cimg1112 株式や為替など多方面での影響が出ているが、日銀の為替介入を含めて方策が検討されるようだ。Cimg1104 オバマ大統領は英米のこれまで連合してきた特別な関係に影響はない――と高言するが、イギリスとアメリカの関係はとっくの昔に冷え込んでいる(対イラク戦争では英国は早々と手を引いてしまった)。

 その上、中国が主導して創設されたAIIB(アジアインフラ投資銀行)に西欧諸国で最初に加わったのはイギリスなのであり、昨年は習近平がイギリスを訪問して数兆円の投資の話をまとめ、「国賓待遇」でもてなされている。

 イギリスのEU離れ、そして実質的なアメリカ離れは何をもたらすのか?

 中国共産党政府は「しめた、チャンス到来」と思っているに相違なく、AIIB構想は加速されていくだろう。そして多分失敗に帰すだろう。


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