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平和祈念式典(沖縄)

 きょう6月23日は沖縄戦終結の日で今年で71回目を迎えた。

 沖縄ではこの日を休日としておじいちゃん・おばあちゃんの時代の悲惨な戦争の記憶を語り継ぐ日である。

 小学校などでは前日に「月桃の花」(海勢頭 豊・詞曲)を歌うところもあり、全県を挙げての記念行事が開催されている。Cimg1052 (画像はNHK正午のニュースから)Cimg1057 翁長沖縄県知事はかねての主張のほかに今回は特にあの20歳女性暴行殺人事件が元海兵隊(現軍属)のアメリカ人によって引き起こされたことに言及し、日米地位協定の改定と沖縄の米軍基地負担軽減を訴えていた。Cimg1059 次に立った小学6年生の女の子はいつもこの時期に鳴くセミの声を取り上げ、「未来に向かって平和を訴えているのです」とはきはきした声で語った。Cimg1060 三番目にマイクに向かった安倍首相は、これまで同様、沖縄には過重な基地負担があるという認識を語る。しかし普天間基地の代わりに辺野古の海上埋め立て基地への移転を「負担の軽減」と言うのだが、こんな小手先の代替案で沖縄県人が納得すると思っているのだろうか?

 やはりここはトランプ氏にアメリカ大統領になってもらって、「日本を守るために米軍を駐留させているそうだが、それなら駐留費用を全額払え、さもなくば米軍は撤退させる」と吼えてもらいたいものだ。そうなったら「ハイ、もう日本は日本で守りますからどうぞお引き取りください。」と謂えばよい。

 日米安保堅持論者は慌てて、「いくらでも払いますから、どうか米軍をそのままにしておいてくださいよ。いなくなったら中国が攻めてきますから」と頭を畳に擦り付けてお願いするのだろうが、いったいどんな理由で、何のために中国軍が日本に攻めてくるのだろうか?

 中国がそんなことをしたらたちまち世界中に轟々たる批判が巻き起こるだろう。それを無視してまで中国が攻めてきて中国側にいったい何の利益があるというのだろうか?

 アメリカ依存症ももういい加減にしてほしいものだ。目を覚ませジャパニーズ!

 米軍が日本から撤退したら、日米地位協定の改定などとまどろっこしいことを言わずとも、日本は真の自由になる。

 そのあと、すかさず国民合意として象徴天皇に

 「日本は1945年8月15日に終戦を宣言し、以後、いかなることがあっても国際的な紛争に武力を行使してこなかった。今後も国際紛争を解決する手段としての戦争はしない。そのことを確実にするためにも永世中立を宣言し、いかなる国との軍事同盟も結ばない。」

 という「永世中立国の詔」を内外に知らしめていただきたいものである。

 沖縄での対連合国(主として米軍)戦争で、もし沖縄があっさりと米軍の手で陥落していたら次なる標的は「本土上陸作戦」(ダウンフォール作戦)により、南九州への上陸(オリンピック作戦)が開始され、多くの犠牲者が出たはずであった。

 沖縄での約3か月に及ぶ徹底抗戦(米軍を主体とする連合国軍にも2万名以上の戦死者があった)があったればこそ、米軍の南九州上陸作戦は幻に終わったのだ。Cimg1043 南九州人は沖縄に足を向けて寝られないのが本当である。Cimg1039 昨日(6月22日)の夜、NHKで「参議院選の公示を迎えて各党の意気込みを聞く」という番組があったが、いつもながらの「日本のこころを大切にする党」の代表・中山恭子氏の優しく胸にそくそくと迫る訴えを聞いた(ただし、女史の信念である占領憲法に代わる新憲法制定は必要ないと思っている。9条への加憲=永世中立で十分)。

 女史の掲げた「祈」と「日本のこころ」のうち、日本を「沖縄」に代えたら、まさに今日の摩文仁の丘で開催された「沖縄平和祈念式典」の「こころ」にぴったり重なり、多くの無辜の犠牲者も浮かばれるような気がしてならない。

 それもそうだが、

 

 「沖縄県民かく戦えり、沖縄県民に対し、後世特別のご高配を賜わらんことを」

 と多くの沖縄県民の軍部への素直な協力の姿(結果として本土上陸作戦を阻止した捨て身の行動)を目の当たりにしてこのように訴えて割腹して果てた沖縄方面根拠地司令官・太田実海軍中将の死を賭しての願いがいつかなうのだろうか?

 沖縄を日本を含む対アジア戦略の「キーストーン(要石)」として基地展開を続ける米国、それを容認し追随する日本外交――トランプに目を覚ましてもらうほかないようだ。









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