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金ボケ政治からの「離脱」はなるか

 今月末に選挙を迎える東京都知事選についに小池百合子衆議院議員が立候補を正式に表明した。

 一昨日、自民党の石原伸晃都連会長と会談して自民党の推薦を訴えたが、参議院選挙が終わってから回答するとのはぐらかしに業を煮やしての立候補会見だった。Cimg1281 参議院選挙が終わるのは7月10日、仮に翌日自民党や都連から推薦を受けたとしても都知事選の公示日が14日とあっては間に合うはずはない。事実上の「推薦せず」回答であったわけだ。Cimg1285 小池氏にしてみれば前知事舛添氏も前々知事猪瀬氏もどちらも自民党の推薦で当選を果たしており、揃いもそろって金をめぐる疑惑で辞任する羽目に陥ったので、逆に自民党の推薦・後援を受けない方が「しがらみなく戦える」に違いない。

 推薦を受けられない反発からの捨て鉢的な考えではなく、今度の都知事選はまさに金をめぐる都民の厳しい監視の目が最大の投票モチベーションであるから、クリーンなイメージの小池氏は超党派的に票を集めるに違いない。

 もし小池氏が都知事な当選したら初の女性都知事となり、これは国際的にも大きな話題になるだろう。しかもおおむね高い評価を受けるはずだ。Cimg1292 何でも挑戦する際は「退路を断つ」のが生き様だそうで、たしかに24年前にニュースキャスターから政治の世界に転身した時も参議院議員選挙で比例代表候補名簿に登録するのを断って選挙区だけで初当選を果たしているから、その言に嘘はない。Cimg1270 折しも今日、元兵庫県議で政務活動費の虚偽報告で詐欺罪に問われ、「号泣県議」として世間の恥さらしとなった野々村元議員の有罪判決が出た。Cimg1264_2 懲役3年、執行猶予4年の生ぬるい判決だったが、Cimg1262 野々村事件のあと、兵庫県議会ではそれまで政務活動費の返還率は12パーセントだったのが、俄然増加して33パーセントになったという。

 野々村氏に限らずいかに多くの県議が不正使用していたかが分かる数字だ。政務活動費は使用基準を明確にしたうえで完全報告とし、それが面倒なら半減措置を採るべきだろう。

 「金が予算に組んであるなら、最大限使う・貰う」という根性で議員が務まると思うのが間違いだ。舛添前都知事の陥ったのもこの「予算消化しなければ損」という公務員病であった。

 小池氏に期待したいのはクリーン政治である。今回の参議院選挙から18歳まで選挙権が拡大されたが、青年の持つ「汚いことへの厳しい目」がどう表現されるか楽しみだ。









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