台風7号が北海道に上陸
関東近海を目指していた台風7号がそのまま沿岸近くを北上してとうとう北海道に上陸した。(画像はnhkのニュースから)
昨夜のニュースでは980ヘクトパスカルと気圧はさほど低くないので、大雨の警戒を呼び掛けていた。
確かに一夜明けた足寄町では、高齢者が唖然と立ち尽くすほどの洪水になった。
しかし風の強さも半端ではなかった。
大きな工場の屋根が剥がれたり、飛んで来た物で車のガラスが割れたりしていた。
瞬間風速が40メートルとは人が立っていられないほどの風で、台風銀座と言われる九州南部でも最近はこれほどの風速は経験がない。
今年は7月の初旬にやっと台風第1号が発生し、その後7月中に3個、8月に入って5号、6号、そして今度の7号だが、8月に入ってからの台風の進路が不思議で、3個とも関東から以北へと向かっているのだ。
普通、9月下旬を過ぎたら台風の進路は日本南部を避けて早めに北上して行くというのがこれまでのパターンだったが、そんな前例が当てはまらなくなった。
なにしろ今年の台風上陸の最初の地が北海道になったわけだが、こんなことはこれまで聞いたことがない。
北海道にも台風は上陸しないことはないが、たいていはまず関東カか東北に上陸しその流れのまま北海道に上陸するか、いったん日本海に出た台風が北海道に再上陸するかのどちらかで、直接北海道に上陸するというのは大変珍しい。
去年は同じ8月中旬の時点で台風の発生が16個だったから、今年はそのちょうど半分だ。
一見して少ないようだが、最初に第1号が発生したのが7月初旬だから、その後の発生数6個は例年並みかそれ以上になってきている。
今後発生する台風がどこに進路に取るのか、上陸はできたらしてほしくないが、ちょいと興味津々である。
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