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築地市場移転問題

 生鮮ものの卸売市場最大を誇った東京築地市場の移転問題で、小池都知事がさっそく「事業の精査」による手柄を立てた。
 新しい移転先の豊洲市場の巨大な建物群の下では、「きれいな土とコンクリート被覆によって旧都市ガス工場操業によるベンゼン等の有害汚染物質除去と安全のための盛り土工事」(全体で850億円余りが投じられた)がなされておらず高さ4.5メートルもの空洞のままだったことが明るみに出たのである。(以下の画像は「バンキシャ!」から。)Cimg2301
 ある説明では、空洞にしないと配管等の点検ができない、というもっともらしい言い分があったようだが、肝心のこの盛り土による有害物質排除の方針を立案した専門家でさえ、Cimg2316
 空洞のままにしておくなんて聞いてないよ――というような驚きの発言をしている。「工事の進み具合についてももつんぼ桟敷だった」とも述べている。
 これを重く見た報道番組「バンキシャ!」の方で東京都の幹部に問い合わせたところ、Cimg2319
 何とも無責任極まりない唖然とするような答えが返って来た。
 工事業者を取り仕切っている例の「都政のドン」が幹部職員までこのことを知らないことにしておくよう口封じしているのだろう。
 まさか盛り土法を提案立言した上記の平田健正氏まで篭絡したのではないとは思うが、それにしてもこの「手抜き工事」によるピンハネは幾ら位になるのだろうか? せこい奴らだ。
 唯一の「地方交付税無配自治体」東京。特に努力をしなくても政治の中枢があるために企業等の本社・本店・本部が置かれて税金がどんどん入る東京。豊かな東京。地方からわんさか人が集まる東京。
 そんな中で行われている土木・建設・不動産業種のやりたい放題・取りたい放題の公共事業。Cimg2323
 この報道に早期移転賛成派の築地市場協会の会長も呆れている。Cimg2325
 幹部職員の説明責任を果たさないどころか上記のように開き直っている態度に小池都知事もがっかりを通り越してうんざりしているようだ。

 小池都知事にはこの際、東京都を「ぶっ壊し」て、「分都」に命を懸けてもらいたいものだ。
 「日本死ね!」で話題になった保育所の不足問題はそもそも地方から職を求めて東京に若者が集まるから起きたことだ(だから本当は「東京死ね!」というべきだったのだ)。
 こんな一極集中の東京は最低でも3割方は大阪にその中枢機能を移すべきだろう。その他の地方都市にも分散して少なくとも今の半分程度にまで身軽になるべきだ。
 また皇居を京都にお返しする「還都」も必要だ。この還都をこそ早くやってほしいもので、いつまでも徳川政権を倒した象徴としての「東京行幸」の宙ぶらりんのままにしておくべきではない。今や「世界平和の平安京」が待たれる時代に入っている。
 東京オリンピック全体にどのくらいの金がかかるのか知らないが(新競技場だけでも3000億とか)、そんな金があったら還都に使いたいものだ。その方がはるかに有意義ではないだろうか。宮内庁・文化庁それに文科省も京都に行ったらいいのだ(京都は最も大学が密集している都市だと聞く)。
 
 

 

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