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トランプ政権の誕生

 世界を驚かせたアメリカ新大統領トランプの大統領就任式が行われた。

 就任受諾演説では例によって「偉大なアメリカをもう一度」のトランプ節が連呼されたが、アメリカ第一主義に基づくTPP離脱とNAFTAの再交渉についてもしっかりと入っていたようだ。

 日米同盟によるアメリカの軍事費負担について、日本へ負担増加を求めることについては直接述べられてはいないが、中国への牽制はなされていた。

 それぞれ対日、対中の二国間交渉に移行するわけだが、とにかくオバマ政権とは様変わりして、日本へも中国へも本音をぶつけてくることは間違いない。

 安倍首相はトランプ演説を受けてのコメントで、相変わらず「日米同盟の根本的な絆はみじんも揺がず、ますます強固に発展していきたい」と、エールを送っているつもりだろうが、トランプは本音では「もうそろそろ自分のことは自分でやれよ。自分でチャイナリスクでも何でも解決しろよ。こっちは国内の雇用・産業の問題で手いっぱいだ」などと思っているのではないか。

 日本も対中国投資や対アジア投資で国内に雇用の空洞化が生まれているが、アメリカはもっと深刻らしいことをトランプは選挙戦を通じて明らかにしてきた。

 かって日本が対米輸出で潤い、目覚ましい経済成長を遂げたように、今は中国がその路線を踏襲して世界第二の経済大国になった。

 日本は日米同盟という「強固な絆」(飼い犬の鎖)があったので、プラザ合意を仕組まれてまんまとアメリカの対日赤字を半減させられたが(借金の棒引き=徳政令)、中国に対してはこの手が使えないのでトランプは吼えているのだ。

 迂闊に中国をたたけば、大量のアメリカ国債を売りに出されて米国債が大暴落し、下手をすれば基軸のドルもその座から陥落する。

 またトランプは演説で「ワシントンの利益より国民みんなの利益を優先する」とも言っているが、これは正論だ。アメリカの政治はロビー活動がものをいうらしい。これは日本では利権(頭の黒いネズミ)優先ということだが、中国ではずばりワイロである。

 頭の黒いネズミはまだ可愛らしいが、ロビイストや共産党幹部が支配する両大国は変わらなければなるまい。

 トランプはオバマ前大統領ほどではないが、やはり「チェンジ」(変化)をしなければならないとも言っている。ワシントンから一般国民へと目線を移すというわけだが、ワシントンに巣食っているロビイストどもを退治するには独裁的な強権が必要なのだろう。

 ついでに終戦後70年を経過しているにもかかわらず、相変わらず「アメリカ様が一番の頼りです。どうか日米同盟を揺るがすようなことはしないで下さいよ」と外務省や米国通の対米負け犬ロビイストどもの秋波をも微塵に砕いてほしいものだ。

 

 

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