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有言実行

 アメリカの新大統領トランプは執務後、矢継ぎ早に「大統領令」を発令している。

 大統領選挙中に訴えていた「TPPからの離脱」「オバマケアの廃棄」そしてついに「メキシコとの国境に壁を作る(そのための費用にメキシコの対米輸出品に20パーセントの関税をかける)」など、いわゆる選挙中の選挙民へのリップサービスかとも思われていた「公約」をすべて実現する気らしい。

 一年間という長い選挙遊説期間を経ての当選だから、当然前言を翻すというような暴挙は不可能ということもあるが、トランプの有言実行はどうやら本気モードだ。

 今朝のNHKニュースでは日本の対米自動車輸出関連で「日本の貿易は不公正だ」とトランプが言ったとあったが、これは明らかに誤認であり、自動車に関していえば、米国製の車が日本で売れないのは、バカでかい・燃費が悪い・維持管理費がベラボーに高い・左ハンドルのまま・・・等々の悪条件が多すぎて日本のユーザーに敬遠されているのが原因なのだ。

 日本車が米国で飛ぶように売れているのは、その真反対だからであり、貿易の不公正とは全く関係ない。品質のいいものはどこでも好かれるという見本なのである。


 上のエキセントリックに見えた公約は実現に向けて進んでいるが、日本にとって一番問題なのは「イスラム国殲滅」で、トランプは「同盟国と緊密な連携を図って実行する」と言っていることだ。

 一昨年の7月に「安保関連法案」を作って、「集団的自衛権のもとで、同盟国が紛争地に軍隊を派遣したら自衛隊も出動させ、後方支援に当たるが、同盟国軍・軍属が危険にさらされたら駆けつけ警護を実行する」としたので、「世界で最も緊密な日米安全保障条約による同盟」と安倍首相が言っている以上、トランプが「そこにいるんだったら、我々と一緒に戦え。血を流せ」と言われる可能性が高い。

 これは大変だ。

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