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加計学園問題

 加計学園に対する獣医学部新設許可をめぐって、行政側の「忖度」が働いた根拠となる文部科学省内の文書の存在が明らかになった。

 松野文部科学大臣が正式に認めた。これまでそんな「怪文書」は無いし、文科省内を再調査する必要はないと突っぱねて来た当の松野大臣と菅官房長官だったが、あっさりと前言を翻してしまった。

 「国家戦略特区」なるものはもともと各省の縦割りを排し(超えて)、政治家が大所高所に立ち、国家にとって枢要かつ緊急的なものを特化して進めていこうとするやり方で、むしろ政治家のよい意味での「忖度」がおおいに働く政策である。

 それなのに菅官房長官はかたくなに「無い物はない」とばかり木で鼻をくくったような会見を何度も見せてきたのだが、前言をこうも簡単に翻すのなら、その前に「国家戦略特区とは官庁各省横断的なプロジェクトであり、そこには政治家の賢明なリードが必要だ。忖度が働くのは想定内のことだ」とか何とか思い切って披歴しておけばよかった。

 当然野党はそこをつつくだろうが、あとは高を括ってしまえば、かえってこうも質の悪い幕切れにはならなかっただろう。


 大いに喜んだのは来月の都議選を控え、手ぐすねを引いて待っている「都民ファーストの会」だろう。おそらく自民党はこの「忖度問題」で完全に国民を裏切った形になり、それでなくても分が悪いとされていた都議会自民党は地滑り的な大敗を喫するに違いない。

 ある週刊誌では、自民党は議席の4割を減らし、その分都民ファーストの会に上積みされ、さらに民進党の票をかなり食って議席を増やし、都議会第一党になる。そして都議会では自民党を離れてしまった公明党がすり寄って合同すれば都議会の過半数に達する――と書いている。

 現有でたったの5議席しかない超弱小勢力が第一党はおろか、公明党とのタッグによっては過半数を制するというのだから凄いものだ。

 こうなったらその勢いで国政に打って出、日本初の女性総理も想定外ではなくなるかもしれない。そうなったら早いとこトランプと掛け合って、日米同盟解消を平和裏にやって欲しいものだ小池さん! 日本人が目覚めて本来の東西の架け橋であるべき日本に戻るいいチャンスではないか。(自民党政府はアメリカの外交・軍事を「忖度」しすぎて、対米従属路線を永遠にやめないつもりらしいので、いかん!)

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