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安全保障の後進国日本

6月にシンガポールで開かれた≪アジア安全保障会議≫に参加した稲村防衛大臣が演説したが、「まったく存在感がなかった」との酷評が掲載された。
[withnews]というサイトだが、その内容はここで。
 
 それは当然だろう。日本には独自の軍事的政策もそれを運用しようという外交政策も無く、ただ日米同盟による米軍および核武装の傘のもとにすがっているからだ。

 この前の国連における「核兵器禁止決議」でも、アメリカの核の傘のもとの安全保障に浸かっているため会議そのものにも参加せず、賛成した122か国(これは国連加盟国の3分の2に当たる)から落胆と失望を買っている。

 日米同盟がある限り、戦後体制で「世界平和を希求する」というせっかくのありがたい憲法条項がありながら、戦敗国の汚名を返上できず、日本国内でさえ「つまらぬ、負けるとわかっている戦争なんかしたから大変な目にあった。民主主義の先進国アメリカの指導下に置かれるのはやむを得ないこと。軍事的にもアメリカにおんぶしたほうがいい」との自己否定的歴史観がまかり通り、アメリカ(を中心とする連合国)の占領下から一独立国として回復し国連に加盟してはや65年にもなろうというのにいまだにアメリカへの右顧左眄、忖度が政府の基本政策とは実に嘆かわしい。

 これではいつまでたってもアメリカとの「二人羽織」(アメリカに操られているマリオネット)で、中国にもロシアにも内心は馬鹿にされていいようにあしらわれるだけだ。

 早く日米同盟を卒業し、日本は日本の独自の武力によらない「世界平和への希求と貢献」を打ち出すべきだ。世界がそれを待っている。

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