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国難突破解散??

 9月25日の首相声明は「28日に臨時国会を召集し、その冒頭で衆議院を解散する」「国難突破解散だ」というものであった。

 いわゆる冒頭解散で、これに対しては他党も国民も声明の前から「加計問題や松友学園の真相を隠すための解散で、大義がない」「敵前逃亡解散だ」と批判してきた。

 夜9時のNHKニュース、10時の報道ステーションそれに11時のTBSのニュース番組に続けてゲストとして登場した安倍首相はこの解散についておおむね次のように述べた。

 1.2019年秋に導入される消費税10パーセント政策は不変だが、2パーセントのアップのうち5分の1(約1兆円)は高齢者の社会保障費に充て、残りの5分の4(4兆円)を政府の赤字(これまでに積もった赤字国債などによる借金)返済に充てるとしていたが、後者の4兆円のうち半分を子供の教育支援に回す。

 2.北朝鮮の核開発問題に関しては、国連によりそれをストップさせるための最大限の制裁決議が賛成多数で採択されたが、北は一向に耳を貸そうとしない。これを解決するために自分はどうしても首相のままでいて外交努力をしたい。

 以上の2点が安倍首相の国民に信を問いたいことだそうで、加計問題・松友学園問題で足を引っ張られて最も大事な「国難」への対処に遅れてはならない――これが解散を急ぐ理由のようである。

 1.については、誰もがまだ2年先の消費税増税の増税分の使い道などいまごろ早々と信を問うとして取り上げるのはおかしい、と言っている。当然だ。安倍首相が加計問題等を無視して首相の座に居座ったとしても来年秋には総裁の任期が切れるのだから、消費税増税分の使い道の変更などその時に政権を任された首相が提案して国民に信を問えばいいことである。

 したがって、1.は全く冒頭解散の理由にはならない。1.は、「本当は怖い2.」を薄めるための猫だましだ。

 となると、当然のことながら本命は2.である。

 9月3日の北朝鮮の核実験(水爆)以来、トランプ大統領と安倍首相との直接もしくは電話会談が大幅に増えており、おそらくアメリカによる軍事攻撃が日程に上っていることに対する安倍首相の考えが(向こう側からのものであれこちら側からのものであれ)相当率直な範囲で取り上げられているのだろう。

 その一つの証拠が、トランプの国連演説で「拉致問題」が語られたことだ。
 
 日本と北朝鮮の間には「拉致問題」が懸案事項として存在し、これについては2000年に小泉首相が北朝鮮に乗り込み、金正日と直接対談をした結果、3家族が帰国を果たした。その交渉役を任されたのが小泉首相の懐刀だった安倍首相だった。

 安倍首相は最初の内閣を持った時に、「私の代で拉致問題を解決する」と大見得を切ったはずだが、一向に北朝鮮に乗り込む気配を見せなかった。金正恩が三代目を継いだ時に表敬を兼ねて行っておればよかったのにと思う。そうしておけば金正恩はまだ融和的な対話路線で振る舞うようになったのではないか。

 今頃蒸し返しても遅いが、とにかくトランプが国連演説の中で不意に「拉致問題」に言及したのは安倍首相による進言に応えるものだろう。

 安倍首相としてはトランプの北朝鮮への軍事攻撃の意思が固いとみてたぶん「拉致被害者が向こうにいるから全面的な攻撃は可能な限り避けてくれ」というような意見を述べたに違いない。
 
 「国難」などという大時代的な名付けをしたということは、北朝鮮への軍事的介入が喫緊に迫っていることの表われとみてよい。


 今度の冒頭解散は加計・松友問題隠しもさることながら、最大野党・民進党の足並みの乱れと小池新党(希望の党)の発足による保守層の切り崩しは今なら微々たるものという読みの2つがあってのことだ。

 この読みが当たる可能性は強いだろう。いくら小池氏が国政政党の党首になり選挙戦を戦ってもわずか4週間しかない。

 ≪安倍首相に信を与えたら、北朝鮮戦争が起きた場合、トランプとの密約と安保関連法案によって邦人救出の名目で自衛隊艦船が派遣され、ことと次第では米軍の後方支援(武器・燃料・人員)を命ぜられ必ず戦闘による多数の死者が出る。要するに自衛隊は堂々と国外の戦争に加担することになる。それでいいかのか≫

 これが今度の反安倍路線の採るべきフレーズだろう。

 これでもなお安倍首相が信任されるとなれば、我が国にも北朝鮮戦争による想定外の被害が発生して「アメリカへのお追従政策」は今後完全に見直されるようになるだろう。

 戦後、平和条約が結ばれたにもかかわらず、それはアメリカとの単独講和であって米軍による軍事的な締め付け(日米安保・地位協定)が今もなお沖縄はじめ日本列島各地で展開されているのを解消し、そのためには「永世中立国」になるのがもっともよい選択であるということを小池さんの新党への結集によって成し遂げてもらいたいものだ。

 小池氏のように自民党とのしがらみを捨て、あらゆる地盤・看板・カバンとのしがらみを持たない人は貴重である。
 ひいてはアメリカとのしがらみを解消する人物としても打ってつけだ。

 永世中立国になって世界の問題を平和裏に解決し、どの国にも平和への「希望」与える国こそが日本の採るべき道だと思う。「希望の党」を応援したい。

 

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金正恩の「退位」がすべてを解決する

 初めて国連総会で演説したアメリカ大統領トランプの「北朝鮮を壊滅させる」との発言は行き過ぎだが、これに対して北朝鮮史上初めてキム王家の声明が出された。

 現国主の金正恩はトランプ演説を犬の遠吠え扱いして「超強硬な対抗措置を執る」と息巻いた。

 超強硬な対応とは何か―という記者の質問に対して北朝鮮の外相は「太平洋上の水爆実験だろう」と何食わぬ顔をして答えたが、彼の考えではとにかくアメリカ本土に到達可能な核爆弾を保有することによって宿敵アメリカと互角に渡り合える力を持つことだそうである。

 6000発とも8000発ともいわれる核を保有しているアメリカに対してそんなことは無理も承知なのだろうが、相変わらず売り言葉に買い言葉の応酬が続いている。

 安倍首相もこの頃は「対話よりも圧力だ」を率先して口にするようになった。例の「ブンゲリにおける核爆発実験」以降、アメリカのトランプ大統領とも頻繁に連絡を取り合っており、おそらく以前にトランプが述べていた「対話路線も年度末が限度」というような軍事介入が本物かどうかを値踏みしているのだろう。

 10月頃からひそかに在韓米国人、在韓邦人などの帰国が始まるようなことがあれば軍事介入は本物だろう。帰国ラッシュというような表立った避難行動は極力避けられ、静かに五月雨式な韓国からの脱出が図られるだろうが、何しろ在韓米国人にしろ邦人にしろ数万という数だから、おそらくもぐりこんでいる北朝鮮スパイだったらどんなに鈍感でもそれと知れるはずだ。

 その時に北朝鮮はどう出るか? ままよと国境線に張り付いている砲門に火を噴かせるのか?

 そうなったらどれほどの犠牲者が出るのか、一説によるとソウル首都圏内には2000万からの人々が暮らしているそうだから、最低でも20万、大きく見積もればその5倍の100万くらいの死傷者が出るのではないか。

 同時に北朝鮮にも金正恩のいる王宮を中心に巡航ミサイルによるピンポイント攻撃が波状的になされるはずで、向こうでも最初に攻撃で10万単位の死者が出るだろう。

 米軍が上陸したらほとんどの軍事施設は無傷のまま放置されるに違いない。何しろ金王家の王宮がすべて灰燼に帰し、国主の金正恩は死んだか、もっと安全な地下指令室に逃げているだろうから、指揮系統は作動しなくなっている。

 軍事独裁者の末路や哀れである。最初の爆撃で彼が死亡すれば問題なく北朝鮮はキム王家から解放される。怪我の場合でもそうなったが最期、これまで恐怖の中で忠誠を見せていた側近が牙をむいて「王様」を血祭りにあげるに違いない。

 その時こそ朝鮮人民万々歳だ。

 朝鮮民主主義人民共和国の本来あるべき国の姿が現れるのだ。

 1979年にキム王家が「宿敵」としているアメリカと、最大の友好国中国が国交樹立を済ませており、また社会主義ソ連も1989年に倒れてロシアが復活している。世界はもうイデオロギー的な対立はほぼ無くなったというのに今頃「朝鮮労働党」も糞もないだろう。

 第一に労働党の支配する国にキム王家は全くふさわしくないし、国名を見てもキム王家の居場所はない。

 金正恩の退位、すなわちキム王家の廃止こそがまずは北朝鮮国民の解放であり、朝鮮半島統一への最初にして最大の第一歩だ。

 その時に米国をはじめ中国・ロシアが軍事的介入を行うだろうか? 先に述べたイデオロギーによる世界的な対立という構図(冷戦)はもう過去のものとなり、例えば中国がチベットに対して行ったような「近隣諸国の共産化」などという忌まわしいことはもうできない。

 キム王家三代目の金正恩にはおそらく以上のことは薄々には分かっているのだろうが、自己保身のための身構えがほどけなくなっているに違いない。哀れなものだ。

 

 

 

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あっという間の台風18号

 台風18号は午前11時半ころに南九州市に上陸し、30分後には指宿市付近へ、そしてその1時間後、錦江湾(鹿児島湾)を北東方向に横断して大隅半島の北部の霧島市福山町あたりに再上陸したらしい。

 鹿屋市では北部の高隅山連山には雨をもたらしたらしいが、平地ではさほどの雨は降らず、風も南九州市に上陸したようだという報道があった頃から東風が急に弱くなり、西の方の空には晴れ間が少し覗いていた。おそらく上陸と同時くらいに台風の目に入ったのだろう。

 それから1時間半後のちょうど午後1時頃になると、今度は突然西風が吹き出した。上陸前の東風とは真反対でこれは台風の目が東へ去る際の吹き返しの西風である。つまり台風の目の西側に入ったわけで、風の温度も1~2度は低くなっている。

 西風の強さは強風域程度で、決して暴風域の強さではない。せいぜい15~20メートルくらいだからこっちとしてはほっとしているところだ。

 一昨年は8月下旬の何号台風だったかは忘れたが、同じようなコースで上陸し、台風の中心が来る前の東風には何ともなかったのに、中心が過ぎた後の吹き返しの西風でプレハブの車庫兼倉庫がやられた。シャッターがめくれあがって中に西風が吹き込み、一番奥の壁と屋根が損壊し、錆(金属疲労)のせいもあって修復不可となり、取り壊したのだった。

 今度の18号台風では鹿児島を直撃したにもかかわらず、県内では被害らしい被害は出ていない。それよりもはるかに遠い宮崎県や大分県で相当な雨量を記録している。列島縦断をするようだが大雨にならないよう願っている。

 ※これを書いている午後2時現在、西風は通常のやや強い風程度になり、空には晴れ間が広がりつつある。
  庭の柿の木になっている実が落とされないかと心配だったが、ほぼ落ちずに生き延びた。台風よ、もう来ない  でくれ!

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キム王朝こそが朝鮮統一の邪魔

 昨日、《有言実行》というテーマでブログを更新し、キム王朝三代目が国家を私物化しているから結局のところ暗殺(もしくは拘束)してしまう他ないだろうと書いたが、今朝の関口宏サンデーモーニングを見ていたら、コリア・レポート編集長の辺真一氏が次のような解説をしていた。

 「金正恩は祖父(金日成)から父(金正日)にわたって朝鮮半島を北朝鮮流に統一しようとしてきた。その際に障害になっているのが韓国内に駐留している米軍(および米国)の存在で、核武装まで行けば韓国およびバックにいる米国との休戦協定から一歩進めて対等な立場での平和協定まで持って行ける、と読んでいる。

 核武装に特化すれば一般的な軍隊や兵器は軽装化でき、浮いた軍事費を経済に回したい。人民に十分なコメと肉汁と絹の服を与えたい。

 そうした上で朝鮮半島を南北の隔てをなくした朝鮮連邦にすることができれば、金正恩自身は祖父と父を超えた英雄(国家元首)として君臨できる。」

 なるほど65年前の「休戦協定」は、戦争状態が継続していることが前提の「非戦闘状態(仮の平和状態)」に過ぎないから、本格的な「平和協定」(さらに進めば「平和条約」だが、ベトナムと米国は平和協定のままだからそこまで結ぶ必要はないだろう)を結ぶことはほぼ完全な米国との和解になる。イデオロギー重視の冷戦時代なら無理だったろうがベルリンの壁崩壊後の今日なら無理な話ではない。

 しかしその前提が将軍様によるキチガイじみた「核開発・核ミサイル保持」の無理な一点張りではその前に国が疲弊してしまうし、米軍の侵攻(斬首作戦)を招きかねない。

 それよりも何よりも、自分から進んで王朝を閉じることだ。そして本来の「人民民主主義共和国」になれば話は一気に進む。

 もっともいまさら「将軍様をやめます」と言っても誰も信用しないだろうが、仮に信用されたとしても即刻「袋叩き」に合うのは目に見えている。下手をすれば内乱が発生するだろう。

 そうなるとたらふく食っている(金も持っている)上層指導部と、一般軍人・人民とのし烈な内戦になる可能性が高い。相当に残虐非道な戦いになるだろう。大量の難民も発生するし、韓国への内戦の波及も怖い。

 やはり最上の解決策としては王朝を崩壊させるための三代目の「斬首作戦」に絞るべきだろう。

 中ロも賛成に回った11日の国連安保理の制裁決議にもかかわらず、それをあざ笑うかのような中距離ミサイルの威嚇発射を強行した金正恩に明日はないこと、すなわち「斬首作戦に取り掛かる」ことを、次の安保理閣僚級会談で明確に宣言すべきだ。

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有言実行!?

 北朝鮮は15日、ついに3400キロ先のグアムの米軍基地を叩けるミサイルの発射に成功した。

 先月2700キロ飛んだミサイルと同じ北海道の上空を飛んで北太平洋に落下させたが、距離は何と1000キロも伸び、この距離ならグアム島に向ければ確実に到達する。まさに有言実行に一歩近づいた。

 キム王朝三代目は今回もメディアに堂々と姿を晒し、この成果に大喜びする映像を全世界に公開した。

 9月11日に国連安保理で決議された新たな「対北朝鮮制裁」への反発であることは明確だが、今回は中国・ロシアが制裁決議に賛成しているので、三代目のこの暴挙は中ロにとっても苦々しく映ったはずだ。

 こうなるとアメリカのトランプが軍事力を行使しても、口では強く非難するだろうが実質的には黙認するしかないだろう。

 一番いいのは中国が三代目の首を挿げ替えることだが、そうなると北朝鮮の矛先が中国に向かいかねない。いかに弱小戦力といってもあれだけのミサイルを乱射されてはたまったものではない。

 そこで北朝鮮指導層内部で反乱を起こさせるという考えもある。スパイを放ったうえで三代目の側近連中をそそのかせばうまくいくような気がする。スパイも死を覚悟する必要があろうが、あの秦の始皇帝を暗殺しようとしたが失敗に終わった荊軻の轍を踏むことはあるまい。

 国家を私物化している最高指導者・キムジョンウンの最期は近いとみた。

 

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西郷どん(せごどん)終焉の地

 鹿児島市内に用事があったついでに、これまで行ったことのなかった「西郷隆盛終焉の地」を訪れた。

 西郷の生まれた場所は何回も行っており、また西南戦争最末期の明治10年9月に宮崎から郷里の城山に戻った際にしばらく過ごした「西郷洞窟」もかなり昔だが訪れている。
 
 だが、洞窟を出た直後に官軍側から発射された鉄砲の弾が太ももに当たり、動けなくなった西郷が行動を共にしていた別府晋介に介錯を頼んでこの世を離れた場所にはまだ行ったことがなかった。

 その場所は西郷洞窟から直線距離にして300メートルくらいな所で、城山行きのバスで「西郷洞窟前」で降りたらそのままバス道を戻り、最初の信号を突っ切って左手に高層マンション「anabuki](穴吹工務店の所有か)を2棟見送って数十メートル下った左側にある。

 すぐ下を日豊本線が走っており、線路を渡る踏切のたもとといった位置具合である。

 幅の広い石段が10段ほど、階段を上がったところに「西郷隆盛終焉の地」(昭和49年建立)の木柱が立つ。
約5メートル奥に御影石の碑が立ち、木柱とは違い「南洲翁終焉地」と親しみの込められた文字が刻まれている。

 西郷どんの終焉の日は明治10年(1877年)9月24日。死亡時刻は午前7時ころ。亮年、満49歳。(注)文政10(1827)年の12月7日生まれなので、単純に引き算して50歳としている本もあるが、文政10年12月7日は太陽暦で1828年1月23日なので、満年齢では49歳と8か月となる。

 同じ頃、官軍に突撃していった桐野利秋や村田新八も戦死。

 西郷どんの首級は下僕が隠したので見つからなかったという説もあったが、実際には見つかっている。

 波瀾に満ち満ちた西郷どんの生涯はこの洞窟近くの岩崎谷で終わるが、生まれも同じ鹿児島城下の加治屋町であるから、「人間、至るところ青山(せいざん=終焉地・墓所)あり」といえども死を郷里で迎えたのは幸いというべきか。

 翌年の5月14日朝、政府へ出仕の途中、維新時代の盟友大久保利通は紀尾井坂で斬られて絶命したが、大久保の墓は青山墓地にある。大久保はまさにこの格言を地で行ったわけである。

 大久保利通も維新から新政府で十分に活躍したのだが、西郷どんが鹿児島で今なお他を寄せ付けず圧倒的な存在感を得ているのは、天下無双の全国を股にかけて活躍した英雄なのに生地と終焉地が同じ場所であるという親近感が相乗しているに違いあるまい。

 

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北朝鮮キム王国の終末

 9月3日、北朝鮮は核実験を強行した。

 今度は「水爆」だったと言われている。

 発生した揺れはマグニチュード6.3(もしくは6.1)だったというから、これまでの5回のどれよりも大きく、TNT火薬換算で70キロトンと防衛省では見積もった。この威力は広島への原爆の10倍ほどにもなるそうだ。

 あとは大陸間弾道弾(ICBМ)に搭載できるよう小型化すればアメリカ本土へ着弾可能だろうという。射程距離10000キロのミサイルはここ1年くらいで開発完了となるとも推測されている。

 米領グアムならすでにこの間北海道の東へ飛んだ「火星12号」に搭載して明日にでも打ち込めるところまで来たことになる。

 だが北朝鮮がグアムを破壊して米国の軍事的進攻を呼び込んだら勝ち目はなく、むしろ国家の存亡にかかわるわけだから、やれるはずはない。

 しかし国連安保理の決議で中ソも制裁に賛成し始めたのだから、「やるっきゃない」だろう。アメリカの対イラク戦争では「大量破壊兵器を隠し持っている」というのが戦争の大義だったが(戦争終結後に大量破壊兵器はなかったとブッシュは何食わぬ顔で言ったが)、今度の場合は、金正恩自らがテレビに登場して水爆完成を喜んでいる姿を公表している。

 堂々たるものだ。「どうぞ、成敗してくれたまえ」と言っているようなものである。

 豊渓里(ブンゲリ)に核実験施設があることは分かっているのだから、そことあとは金正恩の住む宮殿関連施設をピンポイントで攻撃すればよい。

 その際に決して核は使わないことと、必要最小限の範囲だけにとどめなければなるまい。

 金正恩が最初の攻撃で逃げおおせた場合にやけのやんぱちでミサイルを撃ちまくることが想定されるが、そういったミサイル基地をも事前に叩いておくことが必須だろう。

 最大の問題は大量の北朝鮮市民が難民化することだが、キム王国が崩壊した後に創られる真の人民民主共和国のありようによっては、中国がしゃしゃり出てくる可能性が高く、実質的に戦費を消耗したアメリカが「ただでは済まさない」だろうから、再び朝鮮統一が遠のくのも想定しておかなくてはならないだろう。

 何にしても、キム王国の崩壊は既定路線だ。

 参照
  「裸の王様の行く末」:http://kamodoku.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-19ad.html

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