« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »

鹿屋市吾平町の敬老会

 今日10月29日(日)、鹿屋市の吾平町で敬老会が開催された。

 驚くなかれ、吾平町では旧肝属郡姶良村であった明治42年(1909年)から毎年行われ、今回で108回を数えるという。

 当時の鎌田村長が「老いを養う情は教育の源泉で、孝は百行の基である」との理念から開催を始めたのが起源だそうである。

 国が9月15日を「敬老の日」に制定したのは1966年(昭和41年)であるが、その起源は1947年(昭和22年)9月15日に兵庫県内の野間谷村で行われた行事(としよりの日)ということになっている(ウィキペディアによる)。

 ところが、ところがである。肝属郡姶良村(のちの吾平村→吾平町→鹿屋市吾平町)では何とその38年も前から村の行事として行われていたのだ。

 自治体を挙げての行事としての「敬老会」としては、この吾平町のものがおそらく全国で初めての開催であったに違いない。

 今年は「第108回 美里あいら敬老会」で、実に明治42年以来絶えることなく続けられていることになる。たぶん、全国でも稀れ、世界でもまれな行事だろう。

 「美里」は「うましさと」と読むが、これは昭和の半ばころに編纂された『吾平町史』の編纂委員長であった鹿児島大学名誉教授・原口虎雄氏の命名で、神武天皇の父に当たるウガヤフキアエズがその一生を過ごした吾平の風土を適確に表現したものである。

 「美」(うまし)は景観が美しいというより、よく整っている、過不足がないという意味で、まさに山紫水明に恵まれた吾平の風土を表している。

 式典の後には恒例のアトラクションが行われるが、中でも地域の女性たち(地女連)の創作寸劇が楽しい。堂に入った五つの出し物のどれもがコミカルで会場の高齢者の笑いを誘っていた。

 これも長期にわたる敬老会の定番の出し物として長い歴史を踏んでいればこそだろう。

 代表者に聞いたところ、「この(30分足らずの)寸劇を創作し練習して仕上げるのに2か月はかかった」ということであった。人々を楽しませるのにも、長く地道な努力が必要だということがよく判る。

 

| | コメント (0)

山尾志桜里の当選と豊田真由子の落選

 今度の衆議院選挙であの不倫疑惑の民進党の山尾志桜里は当選し、「このハゲー」と秘書を罵倒した自民党の豊田真由子は落選した。

 豊田真由子の落選は理解できる。自民党所属であればその支持者の中心の多くは地域のリーダー的な年配の男性であるから、その中には5人に一人くらいの「ハゲ」がいる。

 その男性たちは憤懣やるかたないだろう。そしてその憤懣は仲間内にもどんどん拡散したに違いない。

 「何だよ、あの態度は!女性はもっと謙虚でなければいかんだろう!バカめが!」との結論に達するのに時間はさしてかからなかったはずだ。

 かくして豊田真由子の命運が決まったわけである。


 その一方、解せないのは山尾志桜里の当選だ。

 夫と子供がある身で、年下のこれも妻子がある身の男性とホテルへ行ったり、男性の家を訪れたり、いくら「一線は越えていません」といっても通用しない事態である。
 
 宮崎何某という京都選出の男性議員が不適切な女性交際をしたとしてマスコミに追及され、ついに議員そのものを辞める羽目になったが、今度の山尾志桜里のもほとんど変わらないセックススキャンダルなのだ。

 愛知の民進党支持者の見識が疑われるし、今の世の中はこんなにも女に甘いのかと思うと絶望的な気持ちに襲われる。

 おそらく山尾に入れた支持者は「男が不倫しているのに、同権の女がして何が悪い」だの「私なんか5回も不倫しているのに、たった一回の不倫でとやかく言われるのは可哀そう」というような、男女平等をはき違えた女性たちが多いのだろう。

 この山尾が立憲民主党に加入するというが、立憲民主党もよく考えた方がいいぞ。
 

 

| | コメント (0)

希望の党の惨敗

 今度の衆議院選挙で希望を託した「希望の党」は惨敗した。

 235人を擁立しながら当選者は小選挙区、比例区併せてわずかに50議席、これは民進党から希望の党への合流を「排除」された議員連合である「立憲民主党」(枝野代表)の55議席にすら及ばなかった。

 小池代表のあの「排除」発言が立憲民主党を立ち上げさせ、それに負けたのだから小池代表の責任は大きい。

 希望の党を一緒に立ち上げた若狭勝氏がお膝元の東京第10選挙区で落選したのも番狂わせだった。

 東京選挙区では25のうちたったの一箇所でしか希望の党公認候補が当選していない。

 だが、希望の党と立憲民主党の両政党から候補者が出た小選挙区では、両方の得票数を合算してみると自民党候補の獲得票数より多い場合がほとんどであった。

 もし、小池さんが民進党からの合流議員を排除することなくすべて受け入れたうえで、一人の候補に絞っていれば自民党といい勝負になったと思われる。

 しかしまあ匙は投げられた。自民・公明の与党は圧勝し、また安倍路線が突き進んでいくことになる。

 選挙から一夜明けた23日午前、安倍さんはさっそくアメリカのトランプ大統領に電話を入れたそうである。

 来月の4、5日当たりに初来日するトランプ大統領へ歓迎の旨の内容だろうが、おそらく北朝鮮へのトランプ路線への支持をも表明しただろう。

 トランプの腹積もりはもう北朝鮮への軍事攻撃しかない。問題はその規模と、いつやるかで、安倍さんはすでに聞かされて覚悟を決めているのかもしれない。本当はそれこそが「国難」だ。

 願わくば、「拉致問題は私の政権の時に必ず解決する」と言った安倍さんには、金正恩に直接会うか親書を送って平和的な外交を展開してほしいものだ。それが所詮かなわぬにしても、金正恩の核への執着を翻意させ、北朝鮮が周辺の国々と同じ民主国家に生まれ変わるべきことを訴えてほしい。

 金正恩の今の在り方はまさに「専制君主」そのものである。少なくとも国家元首にまでランクを落とし、権力を持たない国民融和のシンボル的な存在になれば戦争に至らずに済む可能性はある。世界200か国の中には国家元首をシンボルとしてその下に国民選挙で選ばれた行政府を運営している国も多いのだから、できない相談ではない。

 しかしながら、今のような「暴君」では「排除」せざるを得ないだろう。

 排除のやり方によっては戦争被害に大きな違いが生まれるが、武力を使う以上、多少の犠牲は仕方がない。その犠牲者の中に、多くの一般市民と、米軍と、そして今度は「安保関連法制」に基づいて相当危険な任務に就かざるを得ない自衛隊が含まれることは間違いない。

 その犠牲がどれ位なものかにもよるが、あのイラク戦争当時のサマーワにおける危険の比ではないことが報道され、具体的な戦死者が続々と生まれた時、国民がどう思うかが新・安倍政権の命脈を左右するだろう。

| | コメント (0)

どの党も・・・。

 衆議院選挙戦たけなわのようだが、鹿児島では大隅地方は姶良郡区と合体されてますます大面積になったのに「小選挙区」とは悪い冗談だ。

 「有権者数何十万にひとりの議員」という数字だけが独り歩きしている。これでは過疎地域の声はますます聞こえにくくなり、人口の増加している首都圏・大阪圏・名古屋圏などの地域だけが国政を左右することになって行く。

 北海道に次ぐ面積を持つ岩手県ではたった二つの「小選挙区」しかないが、そのうちの一つが議員一人を選ぶ最も面積の広い小選挙区で、報道によると選挙運動カーをただ走らせるだけで選挙区内の端から端まで13時間もかかってしまうそうである。

 それに比べると東京などは、ほぼ23区ごとに小選挙区があり、隅から隅まで移動しても車で1時間もかからないような極小面積である。選挙運動もしやすいが当選後の議員活動もやりやすい。

 有権者の人口もだが、そこにこの選挙区の面積を考慮して加重し、さらに大切なことだが、選挙民の投票率をも加味して議員数を決めたらどうだろうか。

 そうなると東京の小選挙区は現在の3分の1ほどになり、大阪圏・名古屋圏でもかなりの削減になって「小選挙区」は半減し、当然その分議員数が大幅に減る。100議席くらいは減少するだろう。

 希望の党だけが議員定数の削減を前面に出しているが、その削減方法はどのようなものだろうか?


 また希望の党だけが「一院制」を主張しているが、これにも賛成である。参議院の「参議」とは「功労者による顧問官」という存在意義で、長年の行政経験者がその蘊蓄をもって参与するのが本来の属性であるから、人気タレントなどを参議院議員にするなんてことはありえない。

 参議院議員の存在感が極端に薄いので国民(選挙民)の関心を引くためにそのような慣例が定着してしまったのだろうが、これでは全くの税金の無駄遣いである。

 それより本来の「参議」に立ち返り、各都道府県の知事や議長を務め上げた人物を就任させ、年俸制ではなく参議に加わるときにのみ「実費弁償」でやってもらうようにすればよい。

 
 原発ゼロも希望の党とあと一つの党だけが主張している。

 
 今回の「国難突破解散」による「大義」の一つが消費税増税の増税分の使い道の変更だが、これについては今回の解散総選挙ではなく、来年度の衆議院議員任期満了による総選挙の時の争点で十分間に合うのに無理やりに入れ込んでしまったのだが、その理由は「国難の基になりつつある北朝鮮へのアメリカの軍事的介入」を昨年法制化した安保関連法によって支援することが現実化してきた(きな臭くなってきた)ことを踏まえての論点ぼかしだろう。

 北朝鮮の金正恩が「王様」を「退位」しない限り、アメリカの軍事攻撃は避けられないが、安倍さんは「自分の代で拉致問題を解決する」と言ったのだが、北朝鮮へ出向くこともなく絵に描いた餅に終わってしまった。残念なことである。

 去年のアメリカ大統領選挙では安倍さんはじめ自民党政府は民主党候補のヒラリー・クリントンの当選を当然視していたのでそうなったら北朝鮮とのトップ外交も可能だったとも思っていたのかもしれないが、想定外の強硬派であるトランプが当選してしまったので、その後はあたふたとトランプ詣でに突っ走り、とうとう北朝鮮とのトップ交渉など雲散霧消して「トランプ様、あなたのやり方でやってください。従いますよ」と太鼓持ちになってしまった。

 ヒラリーが大統領だったらここまで卑屈なすり寄りはしなかっただろう。


 「日本をリセットする」と言っている小池百合子氏の「リセット」は「しがらみの排除」ということだが、その中に「日米安保」のリセットが入ってないようなのは残念至極だ。

 世界でも稀な二国間軍事同盟が結ばれているのは日本とアメリカ、韓国とアメリカだけである。安倍さんは『美しい日本へ』という本の中で「母方の祖父である岸信介はそれまで占領軍だった米軍を同盟軍に変えたのである。その功績は大きい」などと書いているが、米軍の存在は安保条約・地位協定などにより片務的かつ治外法権的でとてもじゃないが「同盟」と呼べる代物ではない。

 アメリカの核の傘に入って守ってもらっているからと、「核兵器禁止条約」に参加さえしなかった日本政府のあり方を見てもそのことは即座に納得される。軍事的には日本はアメリカの属州とさえ言える状態なのである。

 情けない話だ。安保条約を破棄して日本は日本独自の平和外交を展開するべきだ。


 その前提として天皇の「永世中立国宣言」が必要だと思う。一番いいのは天皇の御所を平安京都に戻して、京都御所において宣言されることだ。

 日米二国間軍事同盟の安全保障条約を破棄すること。天皇が日本の永世中立国宣言をされること。そして京都御所に戻られること(還都)。

 これがこれからの日本の礎でなければなるまい。


 

| | コメント (0)

新燃岳再噴火

 霧島連山の新燃岳が6年ぶりに噴火した。

 6年8か月前の2011年1月26日、突然大噴火し、ほぼ一度の噴火で都城市内をはじめ日南の飫肥城下まで灰を積もらせたのが記憶に新しい。

 今度の噴火には前兆があり、火山性微動が数日前から多発していたのでさもありなん(想定内)の噴火だったようだ。昨日は数百メートルの噴煙を、今朝早くには約2000メートルに至る高さまで灰を噴き上げた。

 最初の火山灰を調べた鹿児島大学理学部の井村准教授によると、灰はマグマ由来のものではなく火口を蓋していた6年前に終息した当時の雨風に晒された砂状の火山性堆積物であり、それが火口地下の水蒸気の爆発で飛ばされたようだという。

 しかし、現在山体が6年前の噴火前の大きさかそれを上回って来ているので、いつあのレベルの大きな噴火が起きてもおかしくはない――とも言っている。

 火口の地下にマグマがだいぶ溜まっており、それがじわじわと上昇しているとすれば大噴火は時間の問題だろう。

 桜島も桜島の北側海底深くにあるマグマだまりへのマグマの供給が間断なく続けられていて、大正4年(102年前)1月の大正大噴火で噴き出たマグマを補って余りあるほどになっているそうだから、こっちも危ない。

 同時多発噴火なんてこともあり得る。その際は南海トラフでの地殻変動もシンクロナイズされて起きるかもしれない。

 人を脅かすつもりはないが、世界に冠たる地震多発国かつ火山噴火多発国日本の、目をそらしてはならない現実がそこにあるのだ。

| | コメント (3)

アメリカの悲劇

 アメリカでまた銃による大量殺人事件が起きた。

 ラスベガスで容疑者がホテルの32階から銃を乱射し、約400メートル離れたコンサート会場にいた観客のうち58人が即死し、負傷者は500人以上だという。容疑者の64歳の男は自殺したようだ。

 1年位前だったか、同性愛者のパーティ会場を狙った大量殺人があったことを覚えているが、アメリカではこういった殺人事件が後を絶たない。

 何しろ殺人事件による犠牲者の数は年間2万人(交通事故死は約3万人)で、人口10万人当たりちょうど5件の殺人事件が起きている国である。

 これを日本に置き換えると殺人による死者数は7000人ということになり、交通事故による死者数は1万人だが、実際には殺人事件で400人弱、交通事故では3000人強。殺人事件の発生率は日本の16倍である。こう比べると、アメリカ社会の治安の悪さが想像できる。

 アメリカの殺人事件の最大の特徴は銃が使われているということで、銃の入手が実に簡単だということが殺人を容易にしているのは間違いない。

 こうしたとき常に「銃の入手規制」が取りざたされるのだが、一向に規制がなされないのもアメリカ社会の特徴である。ここまでくるとアメリカの「病理」なのだが、今回もトランプ大統領は現地を見舞いながら、銃の規制については触れないで済ました。下手に規制しようものなら銃で暗殺されるのかもしれない。

 トランプの良き隣人・安倍首相が哀悼の意思を電話で伝えたようだが、その際に「我が国では銃刀法によって銃や刀が厳重に管理されているのでかなりの殺人事件が予防できている」――ということを一言いうべきだったろう。

 銃が規制されれば間違いなく殺人事件も被害者の数も半減できるだろうに、そうしないのは結局「世界の警察官」を自認して海外に派兵し、兵士の血を流させて来た罪深さを国民に直接嫌悪されまいとする為政者の忖度が働いているのだろうか。

 ソ連邦が崩壊して冷戦が終結してからアメリカは「世界の警察官」であることを止めたはずで、日本にたくさんの米軍基地を置いておく必要性は薄れたのに、歴代自民党政府は「米軍様、どうかいてください。日本の安全保障のために」と言い続けてきた。

 自分の国の治安悪化や災害、また「古き良き白人層の零落」などという問題山積みのアメリカは、トランプが言うように「アメリカファースト」で他国にしゃしゃり出る必要はない。地域の紛争は国連全体の「集団的自衛権」で解決するべきで、安倍首相もそこを言わなければならないのにトランプへのお追従が過ぎるのが残念だ。

| | コメント (0)

民進党の分裂

 若くて超優秀な女性議員を幹事長に据え(抱き寄せ)ようとした矢先に向こうが若い男に抱き付いてしまったので、民進党を飛躍的に伸ばそうという計画が全く狂ってしまった民進党代表の前原氏は、憤懣やるかたなくついに解党を決意し、新たな党を立ち上げたマドンナ議員の先駆けでいまだに美貌を保持したままの小池東京都知事のほうに抱き付き先を変えた。

 抱き付かれた小池百合子氏はすべてを受け入れるのではなく、「改革保守」以外の旧民進党議員の受け入れを拒否している。

 「改革保守」とは自民党綱領から「しがらみ」を取り除いたもののようである。

 もちろん自民党の綱領に「しがらみ」という文字はなく、要するに長い自民党単独政権(1955年の保守合同によって設立されてから、途中日本新党と民主党政権の4年ばかりを引いた58年間)によって日本全国の隅々にまで行き渡ったコレステロールのことだろう。

 コレステロールにも善玉と悪玉とがあるように、良い意味での津々浦々における平等と社会保障などの善玉も多くあるが、一方で「地盤・看板・カバン」と言われる硬直した文字通りのしがらみ(悪玉)もはびこっている。

 この悪玉コレステロールを最も嫌うのが小池流で、しがらみによる政策決定などが許せないのだろう。そこは大いに評価したい。

 実はしがらみは自民党という保守政党ばかりにあるのではなく、旧社会党などの労働組合との癒着もしがらみそのものなのである。小池さんが旧社会党系の民進党議員の受け入れを拒否するのにはその意味で一貫性がある。

 ただしかし、安全保障に関して小池さんは「アメリカとの同盟は安全保障の基軸」と考えており、自民党政権との違いは全くない。

 これは残念なことだ。アメリカとの「軍事的な癒着」もしがらみの一つだろう。しがらみというには巨大すぎて語彙が妥当ではないかもしれないが、米軍の核の傘・軍事力の傘に入っているから安全が保障されている――という米軍への一方的な「しがみつき(抱き付き)」は、実は集団的自衛権を放棄していることに他ならないのだ。

 米軍だけに頼る「二国間安全保障同盟」は国連憲章上は一時的なものであり、国連の正式な加盟国なら紛争は安全保障理事会に訴え、理事会で必要とあらば国連の要請した多国籍軍による集団的自衛権の行使によって解決するのが筋なのである。

 日本は米国との安保・基地協定・合同委員会等により、がんじがらめにされているのが実状で、言うなれば軍事上日本はアメリカによって遠隔操作されているに等しい。

 ロシアのプーチン大統領が平和条約締結や北方領土返還に後ろ向きなのは、そのことがあってのことだ。彼らは常に「北方領土は第二次世界大戦の結果我が国が獲得した領土である」というが、それは日本がアメリカとの単独講和、つまり国連復帰と同時に締結された日米安保による米軍への基地提供、そして最近の安保関連法成立による米軍への加担への対抗措置に他ならない。

 要するに日本がアメリカとの単独(二国間)軍事同盟を結んでいる限り、ロシアは平和条約を結ぼうとしないし、その象徴ともいうべき「北方領土返還」には応じないのだ。ましてや安倍首相の悲願である日本の国連安全保障理事会の常任理事国就任など戯言としか思わないだろう。味噌汁で顔を洗って来い(アメリカとの二国間軍事同盟を破棄してから言って来い)というわけである。

 安倍首相は「大叔父の岸信介は、アメリカとの交渉で占領軍だった米軍を同盟軍に変えたという功績があった」などと言っているが、二国間軍事同盟の下で結ばれた基地協定の中身を知ると、米軍はほとんど占領軍と変わっていない。小池さんはこのようなことを分かっているのだろうか?

 

 

 

| | コメント (0)

« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »