キム王朝こそが朝鮮統一の邪魔

 昨日、《有言実行》というテーマでブログを更新し、キム王朝三代目が国家を私物化しているから結局のところ暗殺(もしくは拘束)してしまう他ないだろうと書いたが、今朝の関口宏サンデーモーニングを見ていたら、コリア・レポート編集長の辺真一氏が次のような解説をしていた。

 「金正恩は祖父(金日成)から父(金正日)にわたって朝鮮半島を北朝鮮流に統一しようとしてきた。その際に障害になっているのが韓国内に駐留している米軍(および米国)の存在で、核武装まで行けば韓国およびバックにいる米国との休戦協定から一歩進めて対等な立場での平和協定まで持って行ける、と読んでいる。

 核武装に特化すれば一般的な軍隊や兵器は軽装化でき、浮いた軍事費を経済に回したい。人民に十分なコメと肉汁と絹の服を与えたい。

 そうした上で朝鮮半島を南北の隔てをなくした朝鮮連邦にすることができれば、金正恩自身は祖父と父を超えた英雄(国家元首)として君臨できる。」

 なるほど65年前の「休戦協定」は、戦争状態が継続していることが前提の「非戦闘状態(仮の平和状態)」に過ぎないから、本格的な「平和協定」(さらに進めば「平和条約」だが、ベトナムと米国は平和協定のままだからそこまで結ぶ必要はないだろう)を結ぶことはほぼ完全な米国との和解になる。イデオロギー重視の冷戦時代なら無理だったろうがベルリンの壁崩壊後の今日なら無理な話ではない。

 しかしその前提が将軍様によるキチガイじみた「核開発・核ミサイル保持」の無理な一点張りではその前に国が疲弊してしまうし、米軍の侵攻(斬首作戦)を招きかねない。

 それよりも何よりも、自分から進んで王朝を閉じることだ。そして本来の「人民民主主義共和国」になれば話は一気に進む。

 もっともいまさら「将軍様をやめます」と言っても誰も信用しないだろうが、仮に信用されたとしても即刻「袋叩き」に合うのは目に見えている。下手をすれば内乱が発生するだろう。

 そうなるとたらふく食っている(金も持っている)上層指導部と、一般軍人・人民とのし烈な内戦になる可能性が高い。相当に残虐非道な戦いになるだろう。大量の難民も発生するし、韓国への内戦の波及も怖い。

 やはり最上の解決策としては王朝を崩壊させるための三代目の「斬首作戦」に絞るべきだろう。

 中ロも賛成に回った11日の国連安保理の制裁決議にもかかわらず、それをあざ笑うかのような中距離ミサイルの威嚇発射を強行した金正恩に明日はないこと、すなわち「斬首作戦に取り掛かる」ことを、次の安保理閣僚級会談で明確に宣言すべきだ。

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有言実行!?

 北朝鮮は15日、ついに3400キロ先のグアムの米軍基地を叩けるミサイルの発射に成功した。

 先月2700キロ飛んだミサイルと同じ北海道の上空を飛んで北太平洋に落下させたが、距離は何と1000キロも伸び、この距離ならグアム島に向ければ確実に到達する。まさに有言実行に一歩近づいた。

 キム王朝三代目は今回もメディアに堂々と姿を晒し、この成果に大喜びする映像を全世界に公開した。

 9月11日に国連安保理で決議された新たな「対北朝鮮制裁」への反発であることは明確だが、今回は中国・ロシアが制裁決議に賛成しているので、三代目のこの暴挙は中ロにとっても苦々しく映ったはずだ。

 こうなるとアメリカのトランプが軍事力を行使しても、口では強く非難するだろうが実質的には黙認するしかないだろう。

 一番いいのは中国が三代目の首を挿げ替えることだが、そうなると北朝鮮の矛先が中国に向かいかねない。いかに弱小戦力といってもあれだけのミサイルを乱射されてはたまったものではない。

 そこで北朝鮮指導層内部で反乱を起こさせるという考えもある。スパイを放ったうえで三代目の側近連中をそそのかせばうまくいくような気がする。スパイも死を覚悟する必要があろうが、あの秦の始皇帝を暗殺しようとしたが失敗に終わった荊軻の轍を踏むことはあるまい。

 国家を私物化している最高指導者・キムジョンウンの最期は近いとみた。

 

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北朝鮮キム王国の終末

 9月3日、北朝鮮は核実験を強行した。

 今度は「水爆」だったと言われている。

 発生した揺れはマグニチュード6.3(もしくは6.1)だったというから、これまでの5回のどれよりも大きく、TNT火薬換算で70キロトンと防衛省では見積もった。この威力は広島への原爆の10倍ほどにもなるそうだ。

 あとは大陸間弾道弾(ICBМ)に搭載できるよう小型化すればアメリカ本土へ着弾可能だろうという。射程距離10000キロのミサイルはここ1年くらいで開発完了となるとも推測されている。

 米領グアムならすでにこの間北海道の東へ飛んだ「火星12号」に搭載して明日にでも打ち込めるところまで来たことになる。

 だが北朝鮮がグアムを破壊して米国の軍事的進攻を呼び込んだら勝ち目はなく、むしろ国家の存亡にかかわるわけだから、やれるはずはない。

 しかし国連安保理の決議で中ソも制裁に賛成し始めたのだから、「やるっきゃない」だろう。アメリカの対イラク戦争では「大量破壊兵器を隠し持っている」というのが戦争の大義だったが(戦争終結後に大量破壊兵器はなかったとブッシュは何食わぬ顔で言ったが)、今度の場合は、金正恩自らがテレビに登場して水爆完成を喜んでいる姿を公表している。

 堂々たるものだ。「どうぞ、成敗してくれたまえ」と言っているようなものである。

 豊渓里(ブンゲリ)に核実験施設があることは分かっているのだから、そことあとは金正恩の住む宮殿関連施設をピンポイントで攻撃すればよい。

 その際に決して核は使わないことと、必要最小限の範囲だけにとどめなければなるまい。

 金正恩が最初の攻撃で逃げおおせた場合にやけのやんぱちでミサイルを撃ちまくることが想定されるが、そういったミサイル基地をも事前に叩いておくことが必須だろう。

 最大の問題は大量の北朝鮮市民が難民化することだが、キム王国が崩壊した後に創られる真の人民民主共和国のありようによっては、中国がしゃしゃり出てくる可能性が高く、実質的に戦費を消耗したアメリカが「ただでは済まさない」だろうから、再び朝鮮統一が遠のくのも想定しておかなくてはならないだろう。

 何にしても、キム王国の崩壊は既定路線だ。

 参照
  「裸の王様の行く末」:http://kamodoku.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-19ad.html

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ひとりのために犠牲者が・・・

 北朝鮮の独裁者・キムジョンウンが断末魔的なことをやらかしそうだ。

 大陸間弾道ミサイルを発射し、日本の上空(島根県・広島県・高知県)を通過して約3000キロ先のグアム島周辺に打ち込むそうだ。しかも4発同時に打ち上げて4つともグアム周辺に落とすのだという。

 これに対してアメリカのトランプは「もしグアムへの攻撃がなされたら、これまで見たこともないような炎と怒りが北朝鮮を襲うだろう」と北朝鮮を威嚇した。

 そう遠くないうちに、本当に核搭載の大陸間弾道ミサイルがキムジョンウンの手中に握られる可能性が高まったようで、アメリカも楽観視していられなくなった。

 どこまで打ち込んだらアメリカが迎撃するかはトランプの胸先三寸次第だが、迎撃に失敗して被害が出たらただでは済まされないことは確かだ。

 問題は北朝鮮本土への攻撃だが、核を使うのだけは止めてほしい。一般人民への被害が大きすぎる。それに国際世論が激しく反発するはずで、つい先日の国連での「核兵器禁止決議」が加盟国の3分の2の賛成で成立したばかりなのだ。

 核以外のやり方では「ピンポイント攻撃」が有効だろう。徹底的にキムジョンウン本人だけを狙うようにしないと轟轟たる非難が巻き起こるに違いない。

 要するにキムジョンウン一人だけを暗殺すればいいことだ。

 一般人民を傷つけないで独裁者のみを排除したらアメリカは尊敬されるし、トランプも鼻が高くなるだろう。

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横綱相撲の品位

 横綱審議委員会の委員長が横綱白鵬の相撲に「張り手」が多すぎると批判した。

 その通りだと思う。

 白鵬の先輩である朝青竜も「張り差し」から入る相撲が非常に多く、見苦しかったのだが、彼の場合はそれでもすぐに四つに組んで見どころのある技や押し・寄り切りというパターンで勝つことが多かった。(ただし、最後に相手を割ってからのドン突きが品位を下げていたが)

 白鵬の場合は組むのが嫌としか思えない、相手への顔面狙いの張り手の連続だ。見ていてまるで格闘技かと思わせる戦いばかりで相撲にまったく面白みがない。

 いつだったか忘れたが、対正代戦では立ち会ってすぐに正代を張り飛ばしてしまった。正代はあっという間に倒れ何が何だか分からない態で、軽い脳震盪を起こしたに違いなかった。これなどは反則にすべきだったろう。

 とにかく相撲(だけでなく柔道などの武道)はただ勝てばいいというものではなく、観客が見ていて小気味のいい正々堂々と四つに組んだ取り口が望まれる。まして横綱は相手に胸を貸すつもりでがっぷり受け止めてなんぼだろう。

 張り倒し・猫だまし・顔ツッパリは横綱の品位を落とすばかりだ。稀勢の里を見習えと言いたい。

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安全保障の後進国日本

6月にシンガポールで開かれた≪アジア安全保障会議≫に参加した稲村防衛大臣が演説したが、「まったく存在感がなかった」との酷評が掲載された。
[withnews]というサイトだが、その内容はここで。
 
 それは当然だろう。日本には独自の軍事的政策もそれを運用しようという外交政策も無く、ただ日米同盟による米軍および核武装の傘のもとにすがっているからだ。

 この前の国連における「核兵器禁止決議」でも、アメリカの核の傘のもとの安全保障に浸かっているため会議そのものにも参加せず、賛成した122か国(これは国連加盟国の3分の2に当たる)から落胆と失望を買っている。

 日米同盟がある限り、戦後体制で「世界平和を希求する」というせっかくのありがたい憲法条項がありながら、戦敗国の汚名を返上できず、日本国内でさえ「つまらぬ、負けるとわかっている戦争なんかしたから大変な目にあった。民主主義の先進国アメリカの指導下に置かれるのはやむを得ないこと。軍事的にもアメリカにおんぶしたほうがいい」との自己否定的歴史観がまかり通り、アメリカ(を中心とする連合国)の占領下から一独立国として回復し国連に加盟してはや65年にもなろうというのにいまだにアメリカへの右顧左眄、忖度が政府の基本政策とは実に嘆かわしい。

 これではいつまでたってもアメリカとの「二人羽織」(アメリカに操られているマリオネット)で、中国にもロシアにも内心は馬鹿にされていいようにあしらわれるだけだ。

 早く日米同盟を卒業し、日本は日本の独自の武力によらない「世界平和への希求と貢献」を打ち出すべきだ。世界がそれを待っている。

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台風3号の上陸

 去年は北海道に3個の台風が上陸してびっくりしたが、今年は例年より発生が少ないと思いかけていた矢先に台湾近海で台風となった3号が、西に向かわずにそのまま黒潮の流れに沿うかのように日本を直撃した。

 夏の早い時期に南方海域で発生した台風は通常なら西に向かって行くのだが、進路予測を見て唖然としたのは自分だけではあるまい。

 7月の初旬に南西諸島を含む日本列島のどこかに上陸したというのはほとんど聞いたことがない。

 24年前の平成5年「鹿児島豪雨」の年は梅雨が明けることなく8月まで持ち越した挙句にのあの8・6水害が発生したが、その年は7月の下旬に今度の3号台風のように長崎に上陸して大分から山口県に抜けた台風があった。

 大分を初めて直撃したため、家屋の損壊被害が大きく、また「日田杉の美林」が至るところでなぎ倒されたという記憶がある。

 今度の3号は同じ長崎に上陸したが、ほぼ真東に阿蘇地方を通って海に出、さらに四国南部に再上陸し、また海に出てから紀伊半島に再々上陸したが、これは極めて珍しいことである。

 長崎に上陸したときの勢力が985ヘクトパスカルだったので、これなら上陸して九州のど真ん中を抜けるころには熱帯低気圧にダウンしているだろうと思ったのだが、結局紀伊半島から東海に抜け出るまで台風のままだった。

 7月になったばかりで九州上陸、上陸しても衰えずに台風のまま再々上陸をするという異例だらけの今度の台風だが、進路が南海トラフ、東南海トラフ、駿河湾沖という巨大地震の発生しそうな地域ばかりを通過しているのも異例――というより不気味である。

 何事もなければよいが・・・。

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都議会の変

 7月2日(日)の都議会議員選挙は、予想通り小池知事の率いる「都民ファーストの会」が圧勝した。

 驚いたのは自民党の獲得議席だ。選挙前の現有57議席が何と23議席という大敗であった。

 6月16日のブログ『加計学園問題』での予測ではある週刊誌の「自民党は4割を減らすかもしれない」を引き合いに出したが、現実は4割に減少(6割を減らした)であるから、大目に見た4割減よりさらにぐんと落ち込んだ。

 これはもう「歴史的大敗」というべきで、都議会における自民党の過去の最低獲得議席が38議席だったことを考えるとそれでも足らず、「歴史的超ド級的大敗」になった。「都議会の変」と言ってよい。

 自民党の都議連幹事長も議長も落ちたのだから目も当てられない。自民党都連会長の下村元文部科学大臣は即座に会長辞任となったが、国政への影響は相当大きいだろう。

 安倍首相は加計学園問題での突っ込みを逃れるためか、都議選への影響を薄めるためか、一昨日「獣医学部の新設は加計学園だけでなく、全国に何校でも必要なだけ建設してかまわない」なる発言をしたが、これも功を奏しなかった(というよりかえって足元を見られてしまった。あまりにも唐突すぎて、子供だましであることが、選挙民には見え見えだったのだろう)。

 安倍首相の言う「まず中央のできるところから経済を活性化してその後のトリクルダウンで地方へも波及させていく」という時の「中央」は東京のことだが、ここでは経済の活性化は支持票につながらなかったことになる。

 都民(国民)も経済中心主義(金のばらまき及び株価への一喜一憂)にはうんざりしているということだろう。

 失業率の減少や求人倍率の増加などの指標では地方への経済効果は出ているというが、あれだけ金をばらまいたのだから数字的には良くなって当然だ。

 今度の都議選の結果が地方へトリクルダウンすることはまずないだろうが、都民ファーストの会の今後の動き次第ではかなり政局は変動するに違いない。

 外交・軍事でアメリカに「忖度」ばかりしている自民党政権に活をれる大きな役割を小池氏に期待する。

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沖縄慰霊の日

 今日6月23日は72年前に主として米軍で形成された沖縄上陸作戦が終了した日である。

 その日に沖縄根拠地軍司令官であった海軍の太田実中将及び陸軍の牛島満大将が戦死または自決しており、それを潮に戦闘は止んだ。

 太田実海軍司令官は「沖縄県民かく戦えり。沖縄県民に対して後世格別のご高配を賜らんことを」という海軍省あての電文を残したことで有名である。

 沖縄県民に対してわれわれ後世のものが「沖縄県民はよく戦ってくれた。おかげで本土上陸作戦(オリンピック作戦)は実行されずに済んだ。すまない、ありがたい、沖縄県民よ」と感謝を言って然るべきである。

 それなのに沖縄県民が米軍基地の本土移転を訴えると、必ず「被害者面してそう言うな。沖縄から米軍基地が無くなっていったらどうなると思うのか。よく考えろ」というような短絡的な愚かな批判が必ず返って来る。

 彼らは沖縄に米軍基地多量に置かれていることと、中国などの反日的発言をしてくる東アジアの現状とを一緒くたにしている。

 米軍の存在、核の傘があるから東アジアは安寧なのだ(要するに日本が守られているのだ)というのは、今や全く現実にそぐわないことなのである。

 1978年に米中が共同宣言でお互いを認め合い、経済的交流(要するに米国の対中国投資活動)が始まり、11年後のベルリンの壁崩壊を象徴とする米ソの緊張緩和(デタント)が実現して以来、日本における米軍の存在は「日本を中国等の共産主義陣営から守る」ことから「日本の軍事的暴発を防ぐ瓶のふた」に変質したのだ。

 そう、日米同盟は米軍が日本を守る役目から逆に、日本がこれ以上の軍事力を持たないように押さえつける「ビンの蓋」と化しているのだ。

 「尖閣諸島も日米安保の適用範囲だ」とオバマ政権当時のクリントン国務長官が言ったが、そもそも尖閣諸島を国有化してアメリカをしてこう言わしめたのは民主党野田政権なのである。

 中国がもし本気で尖閣諸島を侵略したいのであったなら、尖閣諸島の国有化以前にやればやれないことはなかった。対中へっぴり腰自民党政権下であったなら「私有地に対する侵略は民間人と中国政府との間で話し合うべきだ」などと自衛隊は派遣せず、米軍も「日中間の問題であるから日中間で解決せよ」と洞ヶ峠を決め込んだだろう。

 アメリカにはアメリカの事情があって、たとえ日本政府が尖閣諸島への米軍出動を要請しても断るほかない。その理由は以上のほか、もしアメリカが関与したら、中国政府は大量の米国国債を売るという手段に出、米国国債はたちまち暴落し、下手をするとドルも大暴落するからだ。

 1978年以来、中国は世界の工場となり、その廉価な工業製品は先進国を席巻している。最大の買いまくり国はもちろんアメリカで対中貿易赤字は天文学的になっている。ドル紙幣を対価としてばらまくとドルの価値が下がるので、国債を買わせているのだがその額も天文学的になっている。

 トランプ大統領はそんな中国を「政府が為替操作して元安にしているからだ。けしからん」と息巻いているが、日本の大量の対米黒字をプラザ合意によって強制的に減らしたようなわけにはいかない。中国は対米従属の日本と違って対米独立国家であり、国連では米国と肩を並べる安全保障理事会常任理事国なのだ。

 中国は日本が日米同盟によって対米従属路線をとっている限り、建前上はまともに相手にしようとはしない。ロシアもだ。日米同盟がある限り彼らは常に日本を「太平洋戦争をおっぱじめたどうしようもない国」と、アメリカと歩調を合わせて見下している(アメリカは口先では日本は最重要な同盟国と言っているが)。

 いったいいつまでこんな米日の「二人羽織り」が続くのだろうか。目の黒いうちにまっさらな独立国家になって欲しいものよ。

 『月桃の花』を三線で口ずさみながら沖縄から米軍基地が無くなる日(ただし自衛隊=国土防衛隊の基地は残る)に思いを馳せるとしよう。沖縄よ、ありがとう。癒しの守礼の国沖縄に永久の平和を!

 

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加計学園問題

 加計学園に対する獣医学部新設許可をめぐって、行政側の「忖度」が働いた根拠となる文部科学省内の文書の存在が明らかになった。

 松野文部科学大臣が正式に認めた。これまでそんな「怪文書」は無いし、文科省内を再調査する必要はないと突っぱねて来た当の松野大臣と菅官房長官だったが、あっさりと前言を翻してしまった。

 「国家戦略特区」なるものはもともと各省の縦割りを排し(超えて)、政治家が大所高所に立ち、国家にとって枢要かつ緊急的なものを特化して進めていこうとするやり方で、むしろ政治家のよい意味での「忖度」がおおいに働く政策である。

 それなのに菅官房長官はかたくなに「無い物はない」とばかり木で鼻をくくったような会見を何度も見せてきたのだが、前言をこうも簡単に翻すのなら、その前に「国家戦略特区とは官庁各省横断的なプロジェクトであり、そこには政治家の賢明なリードが必要だ。忖度が働くのは想定内のことだ」とか何とか思い切って披歴しておけばよかった。

 当然野党はそこをつつくだろうが、あとは高を括ってしまえば、かえってこうも質の悪い幕切れにはならなかっただろう。


 大いに喜んだのは来月の都議選を控え、手ぐすねを引いて待っている「都民ファーストの会」だろう。おそらく自民党はこの「忖度問題」で完全に国民を裏切った形になり、それでなくても分が悪いとされていた都議会自民党は地滑り的な大敗を喫するに違いない。

 ある週刊誌では、自民党は議席の4割を減らし、その分都民ファーストの会に上積みされ、さらに民進党の票をかなり食って議席を増やし、都議会第一党になる。そして都議会では自民党を離れてしまった公明党がすり寄って合同すれば都議会の過半数に達する――と書いている。

 現有でたったの5議席しかない超弱小勢力が第一党はおろか、公明党とのタッグによっては過半数を制するというのだから凄いものだ。

 こうなったらその勢いで国政に打って出、日本初の女性総理も想定外ではなくなるかもしれない。そうなったら早いとこトランプと掛け合って、日米同盟解消を平和裏にやって欲しいものだ小池さん! 日本人が目覚めて本来の東西の架け橋であるべき日本に戻るいいチャンスではないか。(自民党政府はアメリカの外交・軍事を「忖度」しすぎて、対米従属路線を永遠にやめないつもりらしいので、いかん!)

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