レストラン「つわぶき」の再開

 吾平山上陵の近くにある大隅広域公園。その入り口に以前からあったレストラン(土産物兼業)「つわぶき」は9月から営業を停止していたが、12月になって再開した。

 指定管理者「大隅美食倶楽部」が運営することになり、12月3日にオープンしたが、今日になって食べに行ってみた。

 建物自体の外観と駐車場の広さは変わらないが、中に入ってみると、以前は店舗の手前半分が土産物を置くコーナーだったのが、そこは「カフェ 山陵」に改築され、奥の方に以前と変わらないレストランである。

 昔からのここの名物は「みそうどん」「ししラーメン」「バイキングコーナー」だったが、今度の経営者はみそうどんは残しつつ、これにそば部門を加え、麺類のメニューを大幅に増やしていた(約40種類)。

 バイキングを無くした代わりに「定食」を充実させ、600円から1500円まで、これに丼物を加えて30種類以上が提供されていた。

 これら定食・丼物には味噌汁の代わりに必ず「ミニうどん」または「ミニそば」が付くが、これはうれしいサービスである。

 今回は自分が「チキン南蛮定食」(ミニそば付)、家内が「からあげ定食」(ミニうどん付)(どちらも800円・税別)を注文したが、ボリュームは相当なもので、これならリピーターになってもいいと思った(ホームページ『鴨着く島おおすみ』のトップページに写真あり)。

 また喫茶コーナー(カフェ 山陵)では、なんと懐かしい「モーニングセット」があり、500円でコーヒー・サンドイッチ・サラダ・スープのセットが食べられるという。

 
  レストラン つわぶき (運営業者:大隅美食倶楽部)

  営業時間 9:00~17:00 (9:00~11:00はカフェ山陵のモーニングサービス時間)

  休業日   毎週水曜日

  ※年末年始(12月29日~1月3日)は営業するという。

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吾平四滝

 鹿屋市吾平町をながれる姶良川の上流部は浸食された花崗岩の山肌に4つの大きな滝がある。吾平町の山奥に位置する神野地区の最奥に大川内神社(祭神は吾平津比売・ヒコホホデミ命他)があるが、その神社の前を行く「大川林道」を上って約1.5キロで最初の滝(杖立ての滝)に達する。

 下から杖立ての滝、一本松の滝、特攻の滝、おしどりの滝と名付けられ、どれもが大隅半島の成因である「大隅花崗岩」を浸食し残した巨大な一枚岩を流れ下っており、涼味溢れる滝の連続である。ただし、落ちる滝ではない。

 一番下の標高の低い杖立ての滝の名の由来は「昔から山仕事の人々がここで杖を立てて休息の場としたから」のようで、たしかに林道からは30メートルも下ればよく、容易に乾いたのどを潤すことができる。
 二段に分かれ、第一段がツイストしているのが面白い。比高にして20mはあるだろう。

 二番目の一本松の滝は杖立ての滝から林道を800メートル上がった所にある。
 てっぺんに小さな島のように見える叢林があり、そこに一本の大きな黒松が生えていたので付けられた名のようであるが、今は黒松の巨木はない。
 その代り「巨岩」が途方もない。いくら水の勢いが強く浸食絶え間なしといえども、滝の水はただただその巨岩を洗ってあげているだけかのようである。

 三番目は特攻の滝で、戦時中に特攻機(説明版では飛行機とだけしてある)が上部に墜落したのでそう名付けられたらしい。この滝もべらぼうな花崗岩の巨石が見物だ。

 四番目は「おしどりの滝」で、「冬になるとオシドリが番いで飛来し、羽を休めるから」こう名付けられたという。羽を休めるだけならいいが、この滝つぼでは餌になる魚はまずいないだろうから住み着くのは無理だろう。
 この滝だけはきれいに三段に分かれており、第一段が最も高くて14~5m、二段目は3mほど、三段目は5m、総比高にして23~4mだろうか。
 一段目の滝と二段目の滝の間には確かにおしどりが住み着いてもおかしくない広さのプールがある(ホームページ『鴨着く島おおすみ』に写真あり)。

 面白いのは、二番目・三番目・四番目の三滝は実は連続しているといってもよく、もしドローンを飛ばして川筋を上から撮影してみたら、400メートル位にわたって連続した巨岩の間を縫って落ちる一本の滝に見えるだろう。総比高(標高差)はおそらく100mを超えるのではないか。

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初霜(2017.11.21)

 今朝の最低気温はマイナス1℃で、初めての霜が下りた。

 ほぼ無風で空は快晴、大陸からの冷気を伴った高気圧が県内を覆っていた。

 庭に出てみると、プランターに植え付けたばかりの葉ボタンや路地植えのイチゴの葉に真っ白な霜が載っていた(ホームページ『鴨着く島おおすみ』に写真あり)。

 去年よりは一週間ほど早く、晴天も去年より多い。

 こうなるとモミジの葉の色付きも鮮やかだろうと期待される。

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新燃岳再噴火

 霧島連山の新燃岳が6年ぶりに噴火した。

 6年8か月前の2011年1月26日、突然大噴火し、ほぼ一度の噴火で都城市内をはじめ日南の飫肥城下まで灰を積もらせたのが記憶に新しい。

 今度の噴火には前兆があり、火山性微動が数日前から多発していたのでさもありなん(想定内)の噴火だったようだ。昨日は数百メートルの噴煙を、今朝早くには約2000メートルに至る高さまで灰を噴き上げた。

 最初の火山灰を調べた鹿児島大学理学部の井村准教授によると、灰はマグマ由来のものではなく火口を蓋していた6年前に終息した当時の雨風に晒された砂状の火山性堆積物であり、それが火口地下の水蒸気の爆発で飛ばされたようだという。

 しかし、現在山体が6年前の噴火前の大きさかそれを上回って来ているので、いつあのレベルの大きな噴火が起きてもおかしくはない――とも言っている。

 火口の地下にマグマがだいぶ溜まっており、それがじわじわと上昇しているとすれば大噴火は時間の問題だろう。

 桜島も桜島の北側海底深くにあるマグマだまりへのマグマの供給が間断なく続けられていて、大正4年(102年前)1月の大正大噴火で噴き出たマグマを補って余りあるほどになっているそうだから、こっちも危ない。

 同時多発噴火なんてこともあり得る。その際は南海トラフでの地殻変動もシンクロナイズされて起きるかもしれない。

 人を脅かすつもりはないが、世界に冠たる地震多発国かつ火山噴火多発国日本の、目をそらしてはならない現実がそこにあるのだ。

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あっという間の台風18号

 台風18号は午前11時半ころに南九州市に上陸し、30分後には指宿市付近へ、そしてその1時間後、錦江湾(鹿児島湾)を北東方向に横断して大隅半島の北部の霧島市福山町あたりに再上陸したらしい。

 鹿屋市では北部の高隅山連山には雨をもたらしたらしいが、平地ではさほどの雨は降らず、風も南九州市に上陸したようだという報道があった頃から東風が急に弱くなり、西の方の空には晴れ間が少し覗いていた。おそらく上陸と同時くらいに台風の目に入ったのだろう。

 それから1時間半後のちょうど午後1時頃になると、今度は突然西風が吹き出した。上陸前の東風とは真反対でこれは台風の目が東へ去る際の吹き返しの西風である。つまり台風の目の西側に入ったわけで、風の温度も1~2度は低くなっている。

 西風の強さは強風域程度で、決して暴風域の強さではない。せいぜい15~20メートルくらいだからこっちとしてはほっとしているところだ。

 一昨年は8月下旬の何号台風だったかは忘れたが、同じようなコースで上陸し、台風の中心が来る前の東風には何ともなかったのに、中心が過ぎた後の吹き返しの西風でプレハブの車庫兼倉庫がやられた。シャッターがめくれあがって中に西風が吹き込み、一番奥の壁と屋根が損壊し、錆(金属疲労)のせいもあって修復不可となり、取り壊したのだった。

 今度の18号台風では鹿児島を直撃したにもかかわらず、県内では被害らしい被害は出ていない。それよりもはるかに遠い宮崎県や大分県で相当な雨量を記録している。列島縦断をするようだが大雨にならないよう願っている。

 ※これを書いている午後2時現在、西風は通常のやや強い風程度になり、空には晴れ間が広がりつつある。
  庭の柿の木になっている実が落とされないかと心配だったが、ほぼ落ちずに生き延びた。台風よ、もう来ない  でくれ!

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桜島の噴火

 おとといの11日の午前中に一報のあった桜島の噴火はそれ以降も引き続き、11日は7回、12日は15回、そして今日13日は午後十時現在で8回と、三日連続でかなりの回数(30回)の噴火を引き起こしている。

 これだけまとまった数の噴火が連続して起きたのは3年前(2014年)の春以来だろう。その年の前年、前々年は10月くらいから北西の風に乗って鹿屋はじめ大隅半島に大量の火山灰を降らせたが、ここ二年は秋から冬にかけての降灰らしい降灰はなく、冬野菜農家などでは大喜びだった。

 去年の夏にも半年ぶり位に大きな噴火があったが、その後まもなく終息している。その時に火山学の先生は「桜島へマグマを供給しているマグマ溜りのマグマの量はすでに大正大噴火で放出したマグマの90パーセントほどは恢復してきているので、いつ大噴火が起きてもおかしくない」というようなことを述べていたが、あれから現在まで大正大噴火レベルの巨大噴火は起きていない。

 だから余計に不気味なのだ。

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台風5号

 迷走台風5号が奄美・種子屋久地方をゆっくりと(ほぼ停滞して)通過北上し、今日の午後大隅半島の南端をかすめ、日向灘方面に抜けて行った。

 昨日の午後1時に鹿屋市では避難所の開設をしたが、その2時間ほど前の5日11時ころから風が非常に強くなった。雨も豪雨ではないが降り続き、1日後の今日午後3時現在も小雨が降っている。

 しかし1時過ぎから風は急激に衰え、今の時間帯ではそれまでの東寄りから北寄りへさらに西寄りへと見る間に風向きが変わって来た。おそらく大隅半島の太平洋岸沿いに北東へと進路を定め、やや速度を速めたのだろう。

 これで大隅への影響は最小限になったろう。まだ南側に発達している雨雲が抜けきっていないので雨への油断はできないが、このまま四国方面に再上陸するのが確実となった。

 九州北部豪雨の被災地ではほっとしていることだろう。

 我が家でもほっと一息だが、柿の木の一本で数本の枝折れがあったのと、高砂ユリがこれも数本倒れたくらいの被害で済んだ。

 今年2度目の台風。通過するまでが長かったことを除いては楽にやり過ごせたのはありがたい。
 
 (ホームページ『鴨着く島おおすみ』に写真あり。こちらへ)

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夏の空

 今年は梅雨明けが例年より少し早い7月初旬だった。

 それ以降雨はあまり降らないのだが、蒸し暑さがいつまでも続いている。というのも夏らしい入道雲の上がるような日和が少なく、蝉もあまり啼かない。

 我が家の愛犬ウメの毛の衣替えも8月に入ってまだ最終的には終わっておらず、こんなに遅くまで冬毛が更新しきらないのはウメを飼って6年目で初めてのことである。
 
 気温的には真夏の様相だが、すっきりした夏の気候には程遠い。遇う人はみな「こんなに暑い夏は初めて」と言っているが、決して大げさではない。

 太平洋高気圧の張り出しが弱いのが素因だろうが、そうなった原因を考えるとやはり地球の温暖化が作用しているのだろう。

 ところが4,5日前に午後3時ころだったか雷を伴う夕立が降った。正真正銘の本来の「夕立」である。

 子供の頃の夏といえば、暑さのピークを越えようとするころに遠雷から始まる夕立が定番だった。昨今は夜中にゲリラ豪雨が降ったり、明け方に振ったりすることが多い。

 入道雲が空のあちこちにむくむくと上がるのが夏の風物詩だった。

 今日初めて入道雲らしきものが我が家の上空に現れた。

 雲の白さと空の青の対比が美しい。(写真はホームページ「鴨着く島おおすみ」に掲載)

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唐突な揺れ

 今日の午前11時56分、とある事業所での仕事中に「ああ、もう昼だ」と思いながら片付けを始めようとした瞬間、ガタガタと大きな揺れが起きた。時間にして10秒くらいだったろうか。

 とっさに浮かんだのが桜島の爆発だ。地上4000メートルまで噴煙の上がるような爆発的噴火では「空振」(空気中に伝わる爆発の振動)でガラス戸などがガタガタ揺れる。

 ――相当大きな爆発じゃないか!?

 そう思ってすぐに桜島の方角(北西)を眺めてみた。しかし噴煙らしきものは上がっていない。

 やがて事業所の従業員がスマホを片手に近くにやってきて「地震ですよ。震源は分からないけど」と言う。

 家に帰ってテレビをつけると、なるほど地震だった。震源は鹿児島湾(錦江湾)の桜島と指宿を結ぶ線状、鹿児島市喜入町の海中だという。

 地震の規模はマグニチュード5.3。震源の深さは10キロ。津波はなし。

 浅い地震なので突然の縦揺れで、時間的にも短かったのだという。地震の起き方も「横ずれ断層」によるものだそうで、場所柄想像した霧島火山帯内部の火山性地震ではないか――との杞憂は一応払しょくされた。

 だが、この地震が鹿児島湾内の地層のひずみを解消するための横ずれだけで収まるのか、これをきっかけに火山性のマグマの動きを誘うのか、次の杞憂が発生しつつあるのを感じざるを得ない、何しろ鹿児島湾という巨大カルデラの縁に住みはじめて35年で初めて経験する震度5強の地震なので・・・。

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異例の梅雨明け?

 6月7日付のブログでは『異例の梅雨入り』と題して書いたが、あの時の異例は「我が家の愛犬ウメの冬毛の脱落が著しく遅い」という内容がメインであった。

 ウメの冬毛脱毛に関していえば、昨日たまたま近所の(といっても2キロ離れているが)獣医師のもとで狂犬病予防の注射をしてもらったのだが、その先生に話したら「このくらい遅いこともありますよ」とのことであったので安心した。

 ところで今度の梅雨だが、入梅後の南九州はやや空梅雨気味で、激しく降ったのが2回ほどであった。

 そこへ来て3日前からの「九州北部豪雨」、どうも台風3号が引き連れてきたようなのだが、かねては鹿児島での定番的なことわざ「人がけ死まんと、なげしは上がらん」(梅雨末期に必ずある豪雨が土砂崩れや洪水を引き起こす。そのことがあってようやく梅雨が明ける)が北部九州にそっくり移行したかのようである。

 ここ何年かは梅雨時に似たような現象が続いているが、しかし南九州もこれに呼応するかのように昨日から大雨が降りだした。

 今朝などは4時過ぎだったか、カリカリ・ゴロゴロの雷鳴で起こされ、その後6時ころからは篠突く雨になった。そして午前中いっぱい大降り・小降りを繰り返しながらようやく今(現在1時半)は雨も小康状態になり、梅雨らしいしとしと雨に変わっている。

 ところが遠雷はやまず、まだはるか北の高隈山の方で音がしている。

 雨が一日中、時に強く大概はしとしとと降り続くことはあっても、朝の4時ころから午後の1時過ぎまでもう9時間もの間、雷鳴を聞き続けるという経験は初めてだと思う。

 だいたい雷は長くても2~3時間、ふつうはオヤジの激怒のように1時間程度、落ちるなら落ちたで収まるものだが、今日のようにいつ果てるともなくゴロゴロ・バリバリやっている雷はちと経験がない。

 よほど南寄りの湿った暖かい気流が次々に押し寄せ、積乱雲を発達させたのだろう。
 
 ある意味で「線状」に大隅半島に押し寄せているのだが、幸いにも大隅半島には南北に谷筋と奥山を持っている地形はあっても、東西方向に深い谷筋はない。そのため北部九州の山岳地帯のようにはピンポイント的な降り方をしないので山津波のような災害には至っていないのだろう。

 それでも降り始めからの降雨量は鹿屋の吉ケ別府(肝属川の上流)では300ミリを超えた。まだ高隈山周辺では本降りが続いているようだから油断はならない。

 我が家の庭も冠水し、ところどころ水たまりが見えている。池の水も満水状態だ。

 この大雨が過ぎれば梅雨明けかと思うが、いったいどうなるのか?

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